ジブン株式会社のnote執筆戦略を考える【ジブン株式会社ビジネススクール】
木下斉さんのVoicy・ジブン株式会社ビジネススクール 1月第2限の内容を踏まえ、noteの執筆・戦略について考えます。
2限の内容を聞いて意識したのは以下の4つです。
意識した要素
①ターゲットとなる読者
私はnoteのアカウント名でも『マイノリティキャリア』を名乗っており、マイノリティな立場だからこそ見えるキャリア・人間関係・コミュニケーションでの違和感について発信しています。
そのため、読者としてもおのずと私と似たような『マイノリティ』要素のある人が対象になると考えています。
具体的に表現すると、
・組織のマジョリティや上層部に迎合した働き方に違和感を持つ社会人
・今勤める会社に違和感を覚えて転職を考えている社会人
・環境を変えたいと思っている人
といったところでしょうか。
そのため、男女関係なく古き良き組織のジジイ文化に迎合してウェイウェイ言ってる層や、マイノリティ(子育て中社員や若い人)のキャリア形成に否定的な考えを持っている層、排他的な考えを持つ層に向けた記事ではないことになります。
記事の導入部分
少し前の記事までは、noteの冒頭にあいさつ文(こんにちはKashiwaです。今日のタイトルは~、的なもの)を入れていました。
ただ、自分がせっかちなので最近は入れていません。
木下斉さんのnoteのように唐突に始まる表現方法が今のところしっくり来ているのと、変更により特に反応が悪くなった感はないので、しばらくこのスタイルで進めようと思います。
②文章でカッコつけない
これは意識しています。
かっこつけて難解な表現をされてしまうと『意味が分からない私はお呼びでないのだろうな』と、少なくとも私は画面をそっ閉じしてしまうからです。
実際に、研究職時代でもやたらと小難しく文章を書く人・話す人がいて『鼻もちならん奴だな』と思っていたので、必要以上に難しく表現している文章にはある意味、嫌悪感があります。
では表現によってどのくらいインパクトがあるのか確かめてみましょう。
例えば、数日前の私の記事と、それをAIに『難解な表現にしてくれ』と頼んだ文章を比較してみます。
まずは私が今年1月9日にアップした記事の冒頭(原文ママ)です。
次に、上の表現をChatGPT 4oに『あえて難解な表現にするとどんな文章になりますか?』を作ってもらったのが以下の文章です。
難しく書いた文章も、意味は分かりますが、自分に向けられている感が無く、あまり親近感がわかないといいますか、そっ閉じしたくなる文章です。。
上と下では同じことを表現しているのに、書き方が難解になるだけで、読んでみようという意欲が下がってしまうのは勿体ないですね。
少なくとも私の記事の場合は、読んでくれた人の背中を押したり、何か私のアウトプットで行動を変えるきっかけになってもらえたら、と思いながら書いているので(僭越ながら)、芥川賞や直木賞のような秀でた文学的表現は求められていないと考えます。
また、業界や職種関係なく、仕事や会社の文化に違和感を持つ人に読んでほしいので、あまり研究職を引きずった化学式みたいなニッチな領域を出したり、論文のように抽象的すぎても、読者を遠ざけてしまうので表現には気を付けています。
ちなみに私は以前、AIに私の作品がどう見えているか聞いたことがありました。その際には『Kashiwaさんの文章は率直な表現』とAIからフィードバックを貰っているので、恐らく第三者的にもそこまで難解な文にはなってない、と信じています汗
また、かっこつけない点で行くと有料記事メインにはなりますが過去のしくじりや挫折談の記事も複数出しています。
失敗談をお話するには勇気がいる、と感じる人もいると思いますが、公表できる程度に失敗話をすると、より身近に感じていただけるのではと考えます。
③自分が体験したこと・取材したことを入れているかどうか
私の記事の内容は主に、直近でインプットした内容と関連する過去の出来事(遭遇したジジイのエピソード、違和感のあるコミュニケーションなど)を絡めての話なので、『Kashiwa独自の一次情報が何もない』どころか、自分の話しかしていません。
とはいえ、気になるのは『マイノリティとしての視点』があまり含んでいない記事も正直なところあります。例えば旅行やお出かけの話です。単なる旅行記のような感じもあります。
キャリアとは一見関係ない旅行等の話でも、『なぜ私がその場所を好きなのか』といった視点を入れ込めると、より『マイノリティキャリア』なKashiwaらしい文章になるのかなと考えています。
最後に
ということで、木下斉さんのnote執筆戦略を聞いて、自分の記事を振り返り、今後出来そうなことを考えてみました。
導入文はもう少し変えられる余地はありそうなのと、単に旅行記みたくなっている記事は、その場所を選んだ理由や思いを入れられると『Kashiwa@マイノリティキャリア』としての統一感が出ると考えています。
それではまた!