周囲と比べて勝手に落ち込むのは止めよう~クリティカルシンキングのすすめ~
こんにちは!今日は「身の回りの人と勝手に比べて一人で落ち込むのは止めてクリティカルシンキングを心がけよう」というお話しします。
このテーマを思いついたきっかけは、昨日の澤円さんのVoicyでの配信です。
澤さんがどんなことを仕事で『やらない』ことにされているのかはぜひ放送を聞いていただいてほしいのですが、私がやらない(ように心がける)ことにして気が楽になったことがあります。それは「人と勝手に比べる」ことです。
人と比べて何になるのか?
比べるといっても、誰かの何かしらの指標を目印にして「自分もあれくらいになれるように頑張るぞ!」とポジティブに捉えられるなら全く問題ないと思います。
問題なのは、比べることで『自分なんてダメだ』『○○さんみたいに××出来ているべきである』と考えてしまうことです。
人様と自分を比べる、ということはおそらく何か単一の指標で比べている状態だと思います。例えばキャリアであれば昇進の早さだったり学歴、資格の種類などでしょうか。
でもよく考えてみると、それらのスペックって幸せになるために今本当に必要なものなのでしょうか?今は違うと思うのです。人と比べて『○○であるべきである』と自分を縛ってしまう思考はとてももったいないと思います。
例えば、昔であれば大企業に入れば一生安泰、入社するなら大企業を目指すべき、と言われていた時代もありました。ただ、今では大きな会社でも早期退職を促し、大企業=一生安泰とは言えない時代になっています。
人と比べそうになったら、自分が持っている価値観(上記の例でいえば周囲よりも大企業に入るべき)は本当なのか??、昔の価値観に縛られていないか、とクリティカルシンキング的に捉えると楽になると思いました。
比べられる環境からは離れました
とはいえ、いくら自分が人様と比べないように気を付けていても、周囲の人がやたらと自分とほかの誰かを比べて何か言ってくる、という環境もあると思います。私の場合、昔の職場がまさにそういった環境だったので、(ほかにも要因はありますが)退職を選びました。
昔いた会社というのが同期入社が60人くらいいたのですが、頼んでもいないのに「同期の○○は△△のポジションに昇格したらしい」とか「Kashiwaさんの同期の○○さんはやっぱり優秀だね(だからKashiwaももっと頑張れよ、という心の声付き)」などと言われたり、耳に入ってくる環境でした。
比べられる環境だったことが退職の決め手になったわけではありませんが、常にジャッジの目で見られて優劣をつけられることが息苦しい環境だったのは事実です(いま考えると、評価者でもない人間が勝手にジャッジして優劣をつけてくるとか失礼な話ですよね。。)。
その後転職した職場は以前の職場と比べると人数も100分の1以下と少なく、中途採用ばかりで同期という概念がないので、比べられることはほぼなくなりました。精神的にもとても楽です。
最後に
人とつい比べてしまう、また周囲がやたらと比べてきて息苦しい、といった方は、その比べ方で勝ったときに本当に幸せになれるのか、とクリティカルシンキングすると同時に、そういった環境からは物理的に距離をとると楽になるよ、というお話でした。
それではまた!