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カジュアル面談したら現職でもっと頑張りたいと思えた話

以前のnoteで、情報収集や外の世界を知ることを目的にして転職サイトであるビズリーチに登録したことをお話ししました。

ビズリーチに登録するとスカウトなるものが届くため、結構大きな会社さんからの声がかかったりしてありがたい気持ちと、外の世界を知りたいという点から、いくつかカジュアル面談を受けておりました。

現職に対して今すぐ辞めたいとか、致命的な不満があるわけでもないのですが、スカウトからのカジュアル面談を受けて気づいた意外なことがあります。

それは、現職って意外と悪くないな、と。色々やり残したことをもうちょっと現職で頑張りたいなということです

他社の『アラ』が見えたカジュアル面談

カジュアル面談を受けるにあたっては何往復か各企業とメールのやり取りをするわけなんですがそのメールのやり取りや、実際に画面越しでお話を伺った時とで、ちょっと『アラ』が見える会社が正直あるなという実感があります。

例えば、せっかく面談をしてるのに今一つこう担当者が楽しくなさそうな表情で、こちらが何かコメントを発しても無反応、みたいなタイミングがあったりですとか、あとはこちらから求人に対して質問をしているのに特に何の音沙汰もないまま数営業日放置されるといったことがありました。

もちろんスカウトと言っても私だけに送ってるわけではないでしょうから、優先度をつけて対応しているのでしょう。ビズリーチの使用には企業はまあまあのお金を払っていると聞きますので、優先度の観点で後回しにされてしまうのはまあ仕方ないことなのかなとも言えます。

とはいえ私が現職に転職してくる時は、そういう違和感のある行動を現職の人事担当者の方は一切無かったのを思い出しました。

そんな時に、現職って意外といい会社なのかも、とまさか他社のカジュアル面談をきっかけに気づいた次第です。

また、募集されている求人の詳細をカジュアル面談で伺っていると、割とチャレンジングな内容というか、今の私にとっては結構ストレッチをしないとその会社ではうまく立ち回れないだろうなというものがありました。

そこでふと頭によぎったのが現職で作った期初の目標シートです。目標シートには昨年度には着手できなかった挑戦とかやりたいことをいくつかリストにしていて、こういう目標に対してこういうプロセスで進めます、といった内容を書いていました。

今の会社はメンバー全員が中途採用の会社なので、終身雇用を前提に働いてるつもりは私にはなく、今後も転職前提の会社ではありますが、転職するにしても別に今スカウトが来たからと言って急いで転職しなくていいよなと。現職で目標シートに沿ってもうちょっと頑張ってからでも全然いいよなという気持ちになりました。

外に目を向けなければ気づけなかったこと

カジュアル面談にお声掛けしてくださった会社が結構大きい会社で条件もいい求人だったので、カジュアル面談をしてしまうと面談をきっかけに現職への思いが冷めてしまって転職モードになってしまうかなと正直当初は思ってましたが、まったくの杞憂でした。

反対に現職の良さであったり、なぜ現職を選んだんだっけな?という思いや、もうちょっと現職でやれることやってから転職するか!と思いを新たにすることができました。

今回のカジュアル面談で外の情報を得られたとはいえ、転職につながったわけではないので時間の無駄かといえば無駄とも言えるかもしれません。とはいえ、そのカジュアル面談をやらなければ上記のことには気づけなかったので、本業に軸足置きながら外に目を向けてみる効果はなかなかあるものだなと思いました。

これがもし、致命的な不満がすでに現職にあって、切羽詰まった状態での転職になると、面談を受けた時の企業のふとした違和感にも目をつぶらざるを得なくなり、入社してからこんなはずじゃなかった!となっていたかもしれません。

現職でちょっと飽きてきたなって思いがある人は、現職を今すぐ辞めるのではなく、ちょっと転職サイトなどで外を見てみると、現職のありがたさや、今後転職するには現職でもうちょっとここを頑張ろうみたいという思いが芽生えてくるかもしれませんね。

ということでビズリーチ経由でいくつかカジュアル面談をしてみた今の私の状況と考えについてお話ししてみました。

それではまた!

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KASHIWA@マイノリティキャリア
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