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『想像力の欠けた人』がチームワークを破壊する〜コミュニケーションで気をつけたいこと〜


伊藤羊一さんによる『想像力』の大切さ

Voicyで伊藤羊一さんが想像力の大切さについてお話されていました。

概要として、伊藤さんご自身は働き方改革やリーダーシップの発信をされていく中で、相手の状況を想像できないと適切なアドバイスができない、ということをおっしゃっていたのです。

例えば働き方一つとっても、伊藤さんご自身は今はリモートとオンサイトを併用した働き方をされていますが、伊藤さんとは違って毎日出社で働く人もいます。自分と違う状況や立場の人について想像する力がないと、適切な話やアプローチができないということでした。

私も想像力、特に多面的に物事を見る想像力は仕事でとても大事だと強く共感しています。また想像力がないとチームワークを壊しかねないとも感じています。

なぜ私がそのように思うかというと、とある『???』なことを昔先輩に言われたことがきっかけです。

『想像力』の大切さを痛感した出来事

当時働いていた職場で、とある日だけたまたま昼休みに任意出席の軽いイベントが社内でありました。

私もそのイベントに出席する予定でしたが、当日は体調があまり優れず、イベントはお休みし、午後からの仕事に備えて休息します、ごめんなさいねと主催の方にはお伝えしていました。あくまで任意出席のイベントでしたし、主催の方も『大丈夫ですよ〜お大事に!』というノリでしたので、更衣室にある休憩用の簡易ベッドで、昼休みの間休んでいました。

昼休みが終わり、午後からの仕事を始めようとデスクに戻ると、隣に座る先輩から開口一番で『カシワさん、イベントサボってたでしょ?』と真顔&キツめのトーンで言われました。

確かにイベントの場にいないこと=サボっている、という定義であれば、私はその場にはいなかったわけですから、イベントを『サボっていた』ことにはなります。が、こちらの状況も何も知らないのに『サボる』というネガティブな表現を人に向けるのはとても残念だし失礼な考え方ではないでしょうか。

体調が悪いのでイベントはお休みして休息していました、主催の〇〇さんにもお伝えしていましたよ、と先輩に私から告げると、先輩はバツが悪そうな顔をしました。

この先輩には元から???な発言があったので、正直そこまで慕っていませんでしたが、ますます信用を出来なくなったといいますか、この人には協力したくないなと、より一層思えてしまった出来事でした。

もちろん、人には得意なこと不得意なことがあります。先輩が苦手なことを嫌がらせ的に追求するつもりはありません。

ただ、その先輩もイベントの場に私がいなかったことに対して、何かちょっとだけでもサボり以外の観点で想像できる余裕があれば、こんなコミュニケーションは起こらなかったはずです。

少しだけでも想像していれば、『サボってたでしょ』と口走って私から反論され、バツの悪い思いをしなくて済んだでしょう。

先輩はきっと多面的に物事を想像するほどの余裕が当時なかったのかもしれません。実際、先輩は当時プレイングマネージャー的なポジションにおり、ペーペーの私よりもかなり多忙に動かれていたのを覚えています。

とはいえ、何か予想外のことが起こった際に、『絶対〇〇に違いない』とネガティブな推測をしてしまうのは、自分の精神面でもかなり悲観思考ですし、周囲へのモチベーションの面でも悪影響しかありません。

想像力を使わないと、私の経験した一件のように、この人に協力したくないなと思われたり、チームワークにも悪影響を与えうるよなぁ、というのを伊藤さんの話で考えた次第です。

ということで、想像力に関する伊藤羊一さんの放送から、自分のネガティブな思い込みを人に向けたばっかりに、私から信用を失う&バツの悪い思いをする羽目になった先輩のことを思い出したのでシェアしてみました。

想像力を持つこと、また自分の考えたことには不十分な点があるかもしれない、と一歩引いてコミュニケーションする心構えが必要だなと当時の先輩の姿を思い出しながら考えるところです。

それではまた!

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KASHIWA@マイノリティキャリア
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