転職希望者の不安を招く?情報発信に消極的な企業の落とし穴
木下斉さんの今月のジブン株式会社ビジネススクール。今月のテーマは発信の重要性です。
1月度の配信の中で、インターネット検索した時に何も情報が出てこないと怪しい奴だと思われる、という趣旨の表現があったのを皆さんは覚えていらっしゃるでしょうか。実は私、これに関して身に覚えのがあります。
えっ、この会社全然情報がない??@転職
現職へ転職する際、私はとある転職イベントに参加して現職を知り、その後現職へ入社しています。もちろん、現職のほかにも並行してほかの会社も受けました。
私が受けていた会社は大手企業というよりも、かなり規模の小さめの会社を主に受けておりました。その中で一社だけ悪い意味で『???』と思う企業があったのです。何に驚いたかというと、その会社全く情報が出てこないんですね。
厳密に言えば会社のホームページには最低限の内容として事業内容は載っています。その会社に関して、イベント前に情報を集めようと思ってネットで探そうにも、ほぼ何もインプット出来ませんでした。
最低限聞きたいと思う情報はイベント当日にお聞きはできました。が、その後また知りたい情報があって改めてその会社のホームページを見ました。残念ながらやはり全くコンテンツがなく、『なんだかなぁ(阿藤快)』と感じたのを思い出しました。
企業名でダメなら社長の名前で検索すれば多少は出てくるかな!?と思い検索しても、何も出てきません。SNSもインタビュー記事もありませんでした。従業員数が3人ぐらいの会社だったのと、しかもまだ設立して間もない会社ではあったので、仕方ないとは言え、選考を進める優先度は大幅に下げてしまいました。
もちろんイベントの際に、『もし不明点があればオンラインでカジュアル面談も繋ぎますよ』と言っていただいたのですが、当時は前職の仕事もしていましたし、他社の選考も並行してそんなに気軽にカジュアル面談をつなぐ時間もなかった、というところです。
他に選考を受けた会社も設立して間もない小さな会社ばかりでしたが、ホームページには社員が書いたコラムや福利厚生の説明、年収イメージなどコンテンツが充実していました。唯一、上で述べた会社だけはホームページに本当に最低限の情報しか載っておらず、情報を得るにはメールやカジュアル面談が必要になるという『コミュニケーションコストが高い』状態でした。
発信されている情報量の差が、こんなにも転職活動者の印象に効いてくるのか。。!、と衝撃を受けた覚えがあります。
情報がない企業の事例から考えること
会社のホームページを充実させるのはマスト
まず会社で人事や広報などを担当されている方は、確実にホームページのコンテンツは充実させた方が良いでしょう。
会社の規模に関係なく、やはり今の時代は転職をしようとなったらその会社のホームページを調べて会社の雰囲気や制度、事業内容を調べます。そこに来てコンテンツがスカスカだと以前の私のように辞退するきっかけになりかねません。
そのため、ホームページ担当の会社勤めの方や、おひとりでビジネスをされている方であれば、『名刺』としてホームページのコンテンツを充実させることを強くお勧めします。。!
個人にも同じことが言える
上で述べた『スカスカなホームページ事件』を経験した身としては、一個人として自分を株式会社に立てる、いわゆるジブン株式会社の観点でも、個人単位での発信は重要に思います。
実際にnoteやスタエフでコンテンツを貯めていくことで、自分がどんな人間なのかを周囲にお知らせしつつ、内容によってはその発信によって新たな繋がりや仕事のチャンスにもなると思うんですよね。
反対に発信が何もないと、先の企業の例では無いですが、皆さんから繋がってもらえる土俵にすら立てない状態です。
一人、もしくは自分の身近な半径数メートル以内にいる人間とだけ頑張っていくんだー!、という人は話は別ですが、個人でも発信&ストックしているかどうかは、ビジネスや人生経験の面でもかなり強く効いてくる要素だと思いました。
最後に
転職イベントに参加して、とある企業の情報を探そうとしたら全く情報がなく、ほかの会社と比べてコンテンツの少なさに衝撃を覚えたことがあったので、ジブン株式会社ビジネススクールの内容にも絡めてお話してみました。
1月度のジブン株式会社ビジネススクール4限が直近でアップされていたので、そちらの内容を踏まえた記事(個人的に考える具体的な発信戦略)はまた後日記事にする予定です。
それではまた!