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周りを巻き込める人は強い!弱みを認めてプライドを捨てる

プライドが邪魔して、自分の苦手な部分や弱みを認めず、自分だけで仕事を抱えてしまうのは、時間の面でもパフォーマンスの面でも、超絶もったいないことです。

このようにふと思い出したきっかけは尾石晴さんのVoicyです。

概要としては、何か自分の『専門でない』領域のことを扱おうとしたときに、わざわざ自分の時間を使って自分が『専門家』になる必要はないこと、身近にいる別の専門家に頼ろう、という内容でした。

尾石さんの放送は『専門でないことを恥じて周囲に聞くことを躊躇ってしまう』という事例で紹介されていましたが、わからないことを周囲に聞けないというのも同じ事象かなと個人的に捉えています。

無知を恥じる、という点では共通しているからです。

無知を認められない人たち

実際、今の職場・過去の職場問わず『わからないことを周囲に聞かずに自力で進めようとしているかな?』と思われる方と定期的に遭遇します。

というのも私が以前まさに『わからないことをわからないと言えない』人だったので、当時の自分と同じ雰囲気を覚えてしまうのです。

私は学生時代までは、『自分が馬鹿だと思われたくない』と、周囲に相談するのが苦手でした。

なんとかそんな状態で学生時代までは持ちこたえましたが、学生時代最後の3年間の研究室配属でもそんなキャラで悪い意味で猪突猛進気味で研究していたので、今思えばもったいないことをしたなと反省です。

その後の新卒での就職では希望通り研究開発配属になったはいいものの、部署には化学を年単位で仕事にしているスペシャリストばかりで(少なくとも化学の経験・知見という意味では)、プライドだけが高い新卒のペーペーごとき(私)が彼らにかなう訳もありません汗。

新人の肩書を最大限に使いつつ、分からないことは質問し、『馬鹿だと思われたくない』などというちっぽけなプライドは捨てようと決めました。

新人というタイミングで『プライドを捨てる』決心
が出来たのは、タイミングとしてなかなか良かったんじゃないかと、今思えば当時の自分グッジョブという感じです。

ちっぽけなプライドを捨ててからの仕事は断然楽しくなった

『自分で何もかも進めないといけない』と思っていた頃と比べて、ちっぽけなプライドを捨ててからの仕事で気づいたことがあります。

『仕事楽しいな』ということです。

驚いたことに、分からないことを人様に聞くと、私が当初思っていたような『馬鹿にしてくる』人が意外と居ないのです。

むしろ、『聞いてくれたからには協力しよう』というノリの人ばかりで、周囲と協力して自分一人では成し得ないことを進める仕事って楽しいなと思いました。

当時の研究職という仕事はなんだかんだあったので(汗)今は全く違う畑にはいますが、チームワークという観点では職種関係ないですからね。

仕事をしづらくて悩んでいる人に

もし周囲との関係で、仕事をしづらくて困っているという人がいたら、まずはエイやとわからない点を周りに聞いてみることをお勧めします。

恐らく大半の人は意外と教えてくれるものです。
もし質問した時に否定的なことを言われたら、その組織からは抜け出したほうがいいかもしれません。。

周りに聞けない、という中身には恐らくかつての私のように、
・自分の無能さを周りに悟られたくない
・周りに頼ったところでうまくいくと思えない
といったプライドがあるのでは、と思います。

残念ながら冒頭の尾石さんの放送のように、自分ひとりで何もかもの専門家・有識者になるのは時間のリソース的にも到底難しいです。

そこで、周囲の知見や専門をうまく掛け合わせて一人では成し得ないことをチームワークで達成すると考えると、分からないことを周囲に聞いたり、周囲へ協力を仰ぐハードルが下がるのでは、と考えます。

それではまた!

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KASHIWA@マイノリティキャリア
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