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超ネガティブだったが楽観主義を身に着けてよかったこと
木下斉さんのVoicyで『学習性楽観主義』についてお話されていました。
『学習性楽観主義』とは、生まれたときから楽観主義であることを指すのではなく、思考習慣として身に着けた結果『楽観主義』になることを指しています。楽観主義は性格ではなく、思考の癖として鍛えられるものというお話でした。
『楽観主義は鍛えられる』という表現には個人的には強く共感しています。というのも、私も今は比較的楽観的に物事を考えられるようになりましたが、もともとは超絶悲観主義な人間だったからです。
〇〇じゃなければダメ、周囲から馬鹿にされる、といった具合に自分の許容範囲が針の穴レベルに狭く、受験などは何とか乗り切ったものの社会人になってからそういった思考法でいるのは結構きつかったのを覚えています。
悲観主義だったのに楽観主義になれた理由
楽観主義になったきっかけとしては出産とJTCでの生活が大きいと考えています。
寝ない我が子、食べない我が子。。
もう6年も前ですが、我が子の育休中、なかなか育児は思うように進みませんでした。
・昨日まではこの時間に寝てくれたのに今日は全然寝ない。。
・この前まではモリモリ食べてたのに食べなくなった。。
などなど。
今思うと『理想の育児像』みたいなのがあって、それに沿って進めるのが母親のあるべき姿、そうでないとダメ、みたいな思考に陥っていました。
それでいて、預かり保育やベビーシッターに対しては『そんなの使うのはダメ』と、変に自分で制限をかけていて、そりゃ苦しいでしょうね、というところです。
そんな私の姿に見かねた夫が一時保育やシッターを使うように提案してきたので、試しにそれらのサービスを使ってみると、不思議な開放感と本を読みたいなぁと思うようになりました。
そこでクリティカルシンキングやアドラー心理学などを読んでいると、自分が『理想像』としていた母親像や育児像がいかにいい加減といいますか、誰も求めてないのに勝手に自分で理想を課しているのが滑稽に思えたのです。
勝手に自分で『理想像』を課して育児で苦しむのは辞めないとな、と思えました。
JTCでの日々
厳密にはJTCを退職する直前期の話ですが、この頃は仕事に疲れ切っていて記憶があまりありません。
ただ、強いて言えば、必要以上に他人からの評価を気にして、それに沿えないのではダメだと結構本気で思っていました。
もちろん、周囲の同僚にそんなことは口にしませんが、自分の内で強くそう思い込んでいたので、育休の時と同様に勝手に『会社員としての理想』を作って苦しくなっていたのです。
同時に、その理想になれない自分はダメだと思い込んでいて、本当にもったいない思考だったなと今になっては思います。
楽観主義になってよかったこと
今は元気に過ごせているのは、働き方が変わった(ほぼフル出社→フルリモート)ことによる余裕もありますが、楽観主義になれたことが大きいと感じます。
というのも、精神的に嫌な疲弊をする頻度が圧倒的に昔よりも減ったのです。
物事にはコントロール出来ること出来ないことがあります。
悲観主義だと自分にはコントロール出来ないことにまで思いを無駄に巡らせて『〇〇になったらどうしよう。。やばいな。。』などと考えがちです。
でも今は出来ることだけ考えるようになり、コントロール出来ることだけ考えるようになったので、精神的に疲れることが減ったのだと思います。
また、今の職場は必要以上な悲観主義で足を引っ張る人もいないので、自分も楽観主義として過ごせている点もあり、環境によって自分が楽観主義になれるか悲観主義になるか、という要素はあると考えます。
また、楽観主義を身に着けたことで新しいことへの挑戦もしやすくなりました。
というのと、悲観主義だと、『〇〇(主に失敗)したらどうしよう』とか『失敗したら周りにどう思われるだろう。。』などと考えてしまうので、挑戦しようにもかなりハードルが高いものです。
新しいことに挑戦することで、このnoteでのネタにもなりますし、また新たな興味関心も拡がったりと、後天的に身に着けて良かった思考法ですね。
ということで楽観主義についてふと思ったことを書いてみました。
ジブン株式会社ビジネススクールでも学習性楽観主義についての本が紹介されていたので、そちらを読んでまた考えたことを書く予定です。
それではまた!
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