見出し画像

全国大陶器市 波佐見焼の急須をゲット!

全国大陶器市に行ってきました!
そこで出会った急須を新たにお迎えしてきました✨

こちらは波佐見焼の急須なんですが、ちょっと変わった格好をしています。

何回見てもかわいい

そう、この珍しい形にビビッときてしまいました。

まず急須の上蓋の部分が広い!これはめちゃくちゃ洗いやすい!!

そしてこの絶妙なフタの取っ手の位置と窪み。
片手で注げるのでは?と思って実際に持ってみたら、
親指が取っ手の窪みにばっちりこフィット!!
片手でフタを押さえて注げるではないか!!という。
常々フタ押さえるの面倒だ〜と思っていた私にはかなりこのデザインがツボでした。(手が小さめの方はちょっと厳しいかもですが…)

ちなみにこの取っ手は、急須の淵に引っ掛けることもできるんです。
なのでとても衛生的とのこと。アイディアですね〜

柄が何種類もあって迷いましたが、母と相談してお茶の間にも合う雰囲気のこの子に決めました。内側の茶色と淡いピンクのダリアのお花の雰囲気が優しい印象です。

こちらの急須は、全国陶器市に出店のこちらのお店で購入しました!
くらしの器 結〜yui〜

窯元さんはこちらです。
勲山窯


波佐見焼といえばですが、私はこのマンガを読んで波佐見焼の存在を知りました。小玉ユキさんの「青の花 器の森」です。

物語は長崎・波佐見が舞台に、地元の窯元で絵付けの仕事をしている青子と北欧で作陶していた龍生との出会いから始まります。二人ともそれぞれの信念を持って器作りに励んでいるのですが、初めはお互いの異なる信念を受け入れられずぶつかってしまいます。次第にお互いの才能を認め合い、人としても惹かれあっていく読んでいて美しい物語です。

作中では波佐見焼の現場が詳しく描写されており、仕事場をまるで覗かせてもらっているような気分になれます。波佐見焼の特徴は分業制で、器の型を作る「型屋」、その型から生地を作る「生地屋」、素焼きをし、絵付けをしたり、釉薬をかけたりして、本焼成まで行う「窯元」、そして検品、出荷を担当する「商社」に分かれているそうです。この分業制のおかげで、高品質な器の大量生産を可能にしているのだとか。

主人公の青子はこの窯元の絵付け師で、龍生はろくろを使った器作りが得意。二人で器を共作していくシーンがあるのですが、龍生が器を作り、青子がその器を見て絵付けのアイディアがどんどん湧き上がってくる様子はまるで自分が追体験しているかのようにワクワクしてしまいます。何より二人が本当に器作りが大好きで楽しいんだなと、創作の喜びをお裾分けしてもらっているような幸せな気分になります。

今回は全国を回る大陶器市に行ってきましたが、本当に点数が多く見応えが十分でした。どうして器って見ているだけでわくわくするのだろう。本場波佐見の陶器祭りもいつか必ず行ってみたいところ!波佐見の街並みも聖地巡礼したい!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?