見出し画像

【青森旅行】vol.5 五能線の旅編

青森旅もいよいよ大詰め!
帰路まで楽しみたい私は、青森から秋田を経由して山形に帰ることに。なぜなら青森から秋田までリゾートしらかみという海沿いの五能線を走るリゾート列車があるのです!

リゾートしらかみで青森から秋田へ

日本海を望む路線として有名な五能線。その五能線をリゾート列車であるリゾートしらかみが走っています。この列車は青森駅から秋田駅までの移動手段の1つ。速さ重視なら特急つがるも走っているのですが、景色を楽しみたい方には、断然リゾートしらかみがおすすめです。

橅(ブナ)編成でした!他には青池やくまげら編成もあります
乗車券と指定席券が必要。今回はえきねっとで予約。

弘前駅からいざ出発!

今回私はリクライニング席の1号車窓側A席を予約しました。海がよく見える側ということでA席ばかりが埋まっていましたね。反対側はガラガラ。席の種類はリクライニング席とボックス席があります。そして3号車には展望室と無人の売店もありますよ。ボックス席については後述します。

車内はこんな感じ。足元広々で快適!
弘前駅にはアップルパイで有名なラグノオのお店があって、焼き立てを食べることができるのだ!
今回の旅でお気に入りになったセミドライのりんご

車窓から津軽ふじ

弘前から電車が走り始めると海沿いに行くまでに内陸を走るので、りんご畑や津軽富士とも呼ばれる岩木山を見ることができます。山って見守ってくれてるみたいで良き。

山の景色もいとおかし

次第に海が見えてきました。水色のグラデーション。ススキと田んぼがこれまたいい感じに絵になっています。

結構海沿いにも田んぼってあるんだな

圧巻の千畳敷

しばらくして千畳敷駅というチェックポイントに到着。ここでは10分ほど停車します。乗客のほとんどの人が降りてその美しい景色を観に行くので、皆さんについていってみました。岩肌のゴツゴツした感じと濃紺の海は雄大さと恐ろしさどちらも伝わってくるようでした。日本海は美し恐ろし。

車窓から。なんかいい感じに撮れた
奥の岩も迫力満点
海沿いの石碑ってかっこいいっすね
どうやったらこんな岩肌ができるのか
異世界感強い

ボックス席からの眺め

車両間は自由に移動できるので見て回るのをおすすめします!私はどうしてもボックス席に行ってみたかったので、ボックス席のある2号車にお邪魔してみました。なんと、ガラガラでした・・・!こんなに綺麗なのに・・・。

物語が始まりそうな予感・・・
夕日の時間帯にもお邪魔しました

たぶんガラガラなのは、1席単位の予約のため相席の可能性もあり一人旅の方に人気がないこと、さらには、みどりの窓口かつリゾートしらかみの運行区間の窓口でしか予約ができないこと、があるのではと思います。ブログやYoutubeの情報によると、ボックス席は席を広げて寝そべることもできるらしく、当初ボックス席を予約するつもりでした。ただ所用がありチケットを買う前にみどりの窓口に何回か寄っていて、毎回何十分も並んでもう嫌になっていたので、今回はあきらめてえきねっとで購入にしたのでした笑
所用というのは、途中にある不老ふ死温泉に宿泊無しで寄ってみたくて、みどりの窓口でチケットの買い方を相談していたのでした。朝イチの便で不老ふ死温泉に向かい、夕方の便に乗り換えて秋田に向かう予定だったのですが・・・次の日みどりの窓口に行くと、朝イチの便が車両の不備で走っていない状況に涙。断念してお昼14時の便で帰ったのでした。

夕日があんまり綺麗なもんで

さてメインイベントが近づいてきました、夕刻の時間帯。リクライニング席からも十分に日本海と夕日を望むことができるのですが、私は展望室に移動しました。展望室のいいところは、海に向かって真正面に座ることができることですね!ただじぃっと海と夕日と対峙する時間楽しみます。ちなみに、絶景ポイントではアナウンスとともに運転をゆっくりにしてくれます。

こぎん刺しの栞も入れてみたくて
写真だとこの感動が伝わりきらねえ!!
ススキと夕日と日本海と。
心洗われる風景

なんだか涙が自然と溢れていました。赤らめていく空の裾と正面に据える夕日。日本海の日を受けた優しい青。ススキのゆらめき。こんなに贅沢な時間があるだろうか。もっと見ていたい・・・。


次はついに最終回、秋田から山形への電車旅。もし私のように電車旅を計画している方には参考になると思いますのでぜひご覧ください!9月末時点での奥羽本線の状況も記述しています。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?