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サウナに地域の特色を出す登別グランドホテル 鬼サウナ

北海道の代表的な温泉地の一つに登別がある。
硫黄の香りに包まれた街中を奥まで進むと湯煙がわく地獄谷を見ることができる。

地獄谷

地獄ならではの鬼や閻魔様が街中に見掛けられ、閻魔焼きそばや地獄鍋といった地獄をモチーフしたグルメもある。

閻魔様のおみくじ
閻魔やきそば


登別グランドホテルに鬼サウナに訪問した。監修はTTNEである。数年前の鬼サウナがオープンして間もない頃に訪問したため、当時は撮影はできなかったが、今は時間帯により撮影も可能とのこと。

登別グランドホテル


サウナの外壁は石、内壁は赤壁、サウナストーブは鬼の金棒とサウナ自体の建築も地獄を感じる造りである。そしてサウナの温度は110度、外も内も正に鬼サウナである。

鬼の金棒の取手を引き、中に入る。座ると直ぐに熱気に包まれ、皮膚からは汗が噴き出す。
オートロウリュによる水滴がポタポタとストーンに落ち、パチパチと一瞬で蒸気となる。その様は地獄の炎かと思わずにはいられない。

視線をあげると、ガラス張りとなっており、滝に視線が向く。滝の落ちる様を眺めているとサウナ内が110度であることを忘れてしまうほどの涼を感じ、不思議と入ってられる。また丸窓からの緑は和の雰囲気を感じられた。

登別に湧く水風呂に入り、火照った身体を瞬間冷却する。心臓の鼓動が高まるのを感じながらととのえ椅子に向かう。
露天には足を伸ばせるラウンジチェアがいくつもあり、安心である。

滝の音を聞きいていると、鼓動が落ち着いてくる。全身の副交感神経と交換神経の優位性を入れ替え、スムーズととのうことができた。サウナが好きな自分であることが心から嬉しい。

鬼サウナがある鬼灯の湯

旅行の魅力は地域の特色を感じることであると考える。その土地のグルメやショップ、アクティビティ、観光スポット等に魅力を求めている。
今回訪れた鬼サウナは地域の特色を見事に反映していて魅力的であった。サウナが旅の目的の一つに十分なり得ると感じた。
これからはサウナに地域の特色を出すことが良いサウナの条件にもなるだろう。

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