(株)fractal 代表取締役 | 内田勇希

デザイナー&エンジニア (株)fractal 代表取締役 クリエイティブユニッ…

(株)fractal 代表取締役 | 内田勇希

デザイナー&エンジニア (株)fractal 代表取締役 クリエイティブユニット モノグ 武蔵野美術大学 在籍中 1995年生まれ。神戸大学卒業。2021年9月クリエイティブユニットmonog立ち上げ。2023年4月(株)fractal設立。東京・京都・岡山を拠点に活動中。

最近の記事

井上尚弥(の写真)に叱られた

ひょろガリ野郎のくせに、「オラ、もっと強くなりてぇぞ」という悟空的精神がやたらと強いので、ボクサーの井上尚弥に憧れている。 井上尚弥はボクシング主要4団体の統一チャンピオンであり、「パウンドフォーパウンド」という世界で最も優れたボクサーを決めるランキングで1位になったこともある、名実共に現代最強のボクサーである。 そのあまりの強さは、いくら五条悟が呪術という姑息な技で彼に立ち向かおうとも、右ストレートでリングに沈められてしまうのではないかと思えてしまうレベルだ。 それほど

    • 帰郷

      岡山に帰郷。 夜遅くに着いたのに、父が駅まで車で迎えに来てくれた。 春に定年退職してからしばらくゆっくりしていたけど、最近また仕事を始めることにしたらしい。平日は働いて、土日は近所の子ども食堂の手伝いに行くのだと張り切っている。元気なことだなあ。 実家に着いて、シャワーを浴びたりしていると深夜1時を回っていた。 新幹線の中で崎陽軒のシウマイ弁当を食べてからしばらく時間が経っていたので、どうにもお腹が空いてきて、近くのコンビニまで歩いて出かけた。 真っ暗な田舎道をとぼとぼ

      • 伊達メガネよ。我を救い給え。

        読者諸氏。 一緒に仕事をしていて、ちょっと頼りないなと感じてしまう人間を想像してみてほしい。 その人間はもしやこんな見た目をしているのではないだろうか。身長が低めで、顔立ちが幼く、筋肉は少なく痩せ細っている。 まさに私である。 この世のありとあらゆる人間の「頼りなさ」のすいを集めて、こねくり回してお団子にして、人の形に成型したのが私であると言っても差し支えない。私でさえ、もし自分自身と仕事をすることになったなら、なんだい、この子、頼りねえ。ちゃんと仕事できるんじゃろな、と

        • すみません、ルノワール。ありがとう、ルノワール。

          「〆切に追われて、いまこの文章を書いている」という作家然としたことを言いたいがために、わざわざ自前で設定した隔週金曜日という〆切に追われて、いまこの文章を書いている。世の中を動かしているのは情熱でも愛でも希望でもなく、単に〆切なのではないだろうかとこの頃は思ったりしている。 書きたいことが特に見当たらないのだが、森見登美彦氏のエッセイ『太陽と乙女』によると、日記というのは書きたいことが何もない日にこそ積極的に書くべきであるらしいので、とりあえず書き出してみよう。 とにかく

        井上尚弥(の写真)に叱られた

          寝室に机がやってきた。

          寝室に机がやってきた。 ニトリで買ってきた折りたたみ式の小さな机は、16インチのパソコンを1台置いたらそれでほとんどスペースはなくなるくらいの大きさだ。その狭さが私のお気に入りなのである。しかし、なにゆえ寝室に机を置いたか。 この夏の猛暑の影響もあって、仕事のためにコワーキングスペースやカフェに出かけることが少なくなり、自分の部屋の中で仕事をすることが多くなった。 周りの騒音も少ないし仕事に集中できるのだけれど、良いデザインができなかったり、よく分からないバグがなかなか解決

          忙しい生活の中で僕は蝶をつくる

          忙しい。あまりに忙しい。 前の投稿を見返してみると7/29(月)だったので、1週間も書けなかったことになる。 いまも作業がたんまり溜まっていて、あまりにも落ち着かないので、逆になんかもうええわって感じでこの文章を書いている。 この一週間書けなかったのは、まだ文章初心者のくせに、抜け抜けと「良い文章を書きたい」などという意気込みを持ってしまったからだ。意気込みだけ1丁前で、生意気だ。これでは起業したいんです!とか言ってるくせに、特に会社辞めたりしない20代前半の若造と一緒

          忙しい生活の中で僕は蝶をつくる