Shopifyサイト構築のディレクションで気をつけること
こんにちは!フラクタディレクターチームです。
ありがたいことに、Shopifyパートナーとして、日々多くのShopifyに関するお問い合わせをいただいております。
(そして先日はめでたくShopify plusパートナーとなりました)。
一刻も早くShopifyを使ってみたい。(そして私達も、使っていただきたい)
そんな心から、Shopifyを使ったプロジェクトの進行について、気をつけるべき3つのポイントからお話しをしたいと思います。
(参考:サイトリリースまでの大まかな流れ)
(気をつけポイントその1) 本当にshopifyがいいのか
そもそも論になってしまいますが
まずは検討しているお店にとって採用するシステムが適切かどうかを
冷静に見極めることが大切だと考えています。
システムがどのようなブランドに向けたサービスであるのか、
そしてそれが自分たちのやりたいことに適合しているかを
チェックいただけるようご案内しております。
参考までに、
私たちが考えているShopifyの特徴とは以下のようなものです。
アプリによる機能拡張・デザインテーマを活用したフロント実装による
スピーディな店舗立ち上げ
海外ではスタンダードな安定したプラットフォーム
カナダ発のECプラットフォームである
○ グローバルスタンダード
× 日本の商習慣を細かになぞる必要がある場合調整が必要
デザインはテーマ(テンプレート)で実現する
○ テーマを選べる
× ピクセルパーフェクトなデザイン
機能カスタマイズはアプリ導入で実現する
○ アプリがあれば即機能実装
× 1からオリジナルの機能開発
少し高いけど駅近。
古い物件だけど南向き・・・など、
物件探しのように、
思い描いていた理想のおウチと少し期待値がズレても
妥協できないポイントが達成できていれば決まると思います。
ECサイトを開設・運用する上で大切なポイントが達成できるかどうか。
そのために少しの妥協が可能かどうかを検討していただきたいと思います!
(気をつけポイントその2) ディレクトリ構造が特殊
特にリニューアルの場合は既存ページの移行などに伴い、
画像やCSSファイルの移行を検討されることがあると思います。
画像やCSSファイルは、「ファイル」機能からアップロードするか、
テーマのディレクトリ構造の中の画像/css/js類は"assets"というディレクトリ配下に格納することになります。
双方に共通して気をつけなければいけないポイントは、
ディレクトリで入れ子にして格納ができないという点です。
※さらにassets 配下の場合は記法も特殊
(参考:assetsの項目)
https://www.non-standardworld.co.jp/23013/
上記は、ページのコーディングなどを外部に委託する場合にも
注意が必要なポイントです。
移行時には適切に書き換えるか、ページビルダーアプリを活用し、スピーディに作成しなおすことをおすすめしています。
(気をつけポイントその3) 構築時から各種月額が発生する
タイトルのとおりです。Shopifyもアプリも、契約時から月額が発生するので、アプリの設定や検証、サイトの構築、テーマカスタマイズetc...に時間がかかり公開までの期間が長くなればなるほど、月額費を払い続けることになります。
そのため、契約〜公開までの期間は集中して開店準備にかかれるよう事前の調査を重ねること、また、どんな状態でリリースをしていることが理想的かということをしっかりとゴールだてて置くことが重要と考えています。
例えば、
●大量のコンテンツがあるが、アクセス数の少ないコンテンツは後日移行として公開。
●コンテンツはコンセプトページ・特定売れ筋商品のみ販売可能状態として公開。
●ティザー状態での公開。ポップアップイベントのスケジュールに合わせて公開し、問い合わせページのみは設置。販売はできないが、ブランドページとして機能させる。
etc...
長くなってしまいましたが、Shopifyの大きな特徴である
「スピード」「安定性」
を活かし、最大限の恩恵に授かれるよう、
プロジェクト進行の際のご参考にしていただければ幸いです!!:)
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