見出し画像

私の00smusic#22


#211 Sometimes I Don't Mind by The Suicide Machines

突如エネルギッシュなハードコア路線から外れ、60sベースのギターポップ/ポップパンク作品をセルフタイトルで作ったことは、従来のファンからは不評だったけど、パワーポップファンからすれば大名盤だった。

#212 Dance with Me by The Leftovers

カート・ベイカー擁するポートランドのポップパンクバンド。60sテイストやガレージ感覚を交えたポップパンクチューンを隙間なく連射しまくってくる傑作。最高すぎて、一番好きなポップパンクアルバムはこれだと言えるかも。

#213 Houston We Have a Probrem by The Queers

ジョー・クイアー率いるUSパンクバンドで、もう30年もの活動が続いている。このアルバムは10作目で、最後のトラックがブライアン・ウィルソンなように、ビーチボーイズテイストを意識したかのようなパンクアルバム。
※Spotifyのプレイリストには載っていません。

#214 Forty-nine Percent by Second Saturday

ナッシュビルのバンド。この曲は日本盤の1曲目で、アルバムのリーダートラックのようになってましたが、実はオリジナル盤には収録すらされていないという不思議な曲でした。でもウィーザー、シルバーサン周辺の日本のパワーポップファンにとっては、アンセムでしたね。
※Spotifyのプレイリストには載っていません。

#215 Your Biggest Fan by The Yum Yums

ノルウェーのバンドの2作目。97年のデビュー作から20年には7年ぶり5作目が出てるので、このバンドも息の長いバンドですよねえ。ポップパンク/パワーポップのベースでありながら、70年代のロック感があるのが面白いです。

#216 Sandcastles by Aerial

スコットランドのパワーポップバンドのデビュー作。ハーモニーと共に、サーフロック気味に走る感じが良いですよね。雪山とサーフロックというのは、何だか記憶に残るイメージ。14年に2作目が出ていたのは知りませんでした。

#217 Kathy Fong Is the Bomb by Tsar

まず最初バンド名を何て読むのか、わかんなかったですよね笑。ロスのギターバンドのデビュー作で、プロデューサーはロブ・カヴァロだったんですね。2作目の硬派なグラムロックより、もっとずっとパワーポップ感満載の作風。

#218 Dirty Little Secret by The All-American Rejects

オクラホマのギターバンドの2作目Move Along。プロデュースはハワード・ベンソン。本国はダブルプラチナムで、凄く売れてましたね。単純にここでのわかりやすいフックが、大衆の支持を得る流れを作ったというのが、容易に想像できるかも。

#219 Stuck in America by Sugarcult

セカンドStart Static。プロデュースは、マルーン5のデビュー作でもプロデュースしたマット・ウォレス。この辺どうやって出会ったのかわからないですけど、やっぱり掴みの部分ですよね。この頃は、どんどんポップパンクとの境界線がなくなっていった気がします

#220 Jesus of Suburbia by Green Day

極力シンプルなパンクロックと構成が複雑なオペラとの、一見タブーや矛盾したかのように思える、この思い切った進歩的な掛け合わせは、それまで短く切っていっていた楽曲に大きな広がりを持たせ、社会的なコンセプトやストーリー性を盛り込むことに成功、90年代の成功からまた時を経て、再び大きなヒットや支持を得ることになった。それと個人的に思う、彼らの熱狂や興奮のもっとも大きな部分は、トレのキレのあるドラムサウンドにあると、ずっと思っている。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?