私の90smusic#22
#211 Thunderstruck by AC/DC
このボルテージマックスの縦ノリのロックンロールソングが、新たなロックの興奮の助けになったことは、間違いない。
#212 Go Faster by The Black Crowes
90年代頭のデビュー作のビッグヒットが挙げられますが、音楽がサザンロックベースで、なかなか取っ付きが難しいとこがあるかもしれません。このアルバムは、そういう意味では聴きやすいかなと。エアロスミス感覚で聴けるかも。
#213 Horse Called War by Pride & Glory
オジー引退後、ギタリストのザック・ワイルドがボーカルを取る3ピースバンドを結成。ザックの趣味全開の70年代バンドをモチーフにしたプロジェクト。当時、このアルバムがオリコントップ10入りしてたので、ビビりました。
#214 Powertrip by Monster Magnet
いわゆるストーナーロックのバンドであるらしいのだけど、突発的にこの曲が流行ったイメージだなあ。多分、ヘラコプターズあたりからのセンスの流れだと思うけど、単純に曲が格好良かった。
#215 Gotta Say by Izzy Stradlin
イジー・ストラドリンのソロ2作目の曲。ガンズのような巨大なバンドに属していたメンバーでありながら、早々に自由を求めて、バンドをリタイアし、悠々自適なスタイルを貫くって感じで、音楽にもその色が濃く出ている感じ。
#216 Between Heaven & Hell by Zakk Wylde
レスポールをマーシャルアンプ直結で、豪快に弾き倒す男が、フォークロックベースのアルバムをリリースすること自体に大きな驚きがあったものの、こんなに素晴らしいソロ作が聴けるなんて、誰も思いもしなかっただろう。
#217 Urkos Conquest by Cathedral
重く暗い調子でありながら、ブラックサバスのような70年代ハードロックの影響も色濃く、なかなか日本で人気が出る類いではなさそうではあったけど、フロントマンのリー・ドリアンのカリスマ性で引っ張られる格好良さがあった。
#218 Embody the Invisible by In Flames
最初聴いた時は、すごい衝撃でした。平坦でしか歌えないはずのデスメタルが、物凄くメロディックっていう、まるで相容れないもの同士が組み合ったような感覚があり、まるで新種が出てきたように思えたものです。
#219 Heartwork by Carcass
リバプール発のハードコアからのエクストリームメタルの雄。これもメロディックデスメタルの先駆けとされる名盤で、ギタリストには、マイケル・アモットが在籍していました。
#220 Like This with the Devil by Emtombed
これは、ヘラコプターズのフロントマンのニッケ・アンダーソンが、その前のバンドで、ドラマーとして在籍していたということぐらいしか、これがめっちゃ格好良い。デスメタルとガレージロックの危険な融合。