私の90smusic#30
#291 Here's Where the Story Ends by The Sundays
英国ブリストルのバンドのデビュー作Reading Writing and Arithmetic。リリース元は、ラフトレードでした。ドリーミーでジャングリーな、キラキラしたギターポップで、80'sって感じはしますが、やっぱ声ですかね。
#292 The Crying Scene by Aztec Camera
スコットランドのネオアコグループの4作目Stray。特別ネオアコに強い興味があるわけではないんですが、後のロディのソロアルバムの新譜がとても良かったので、遡って過去のカタログを引っ張った感じですかね。このアルバムはバリエーションの幅もあって、カタログの中でも好きな作品。この曲なんかはキャッチーで良いですよね。
#293 Prisoners of Past by Prefub Sprout
ニューウェーブ以降のポップロックの重鎮の6作目Andromeda Heights。界隈では推しが多くて、スティーブ・マックイーンやヨルダンを追っかけて聴いてはみたものの、突然訪れる80's独特の時代感についていかなきゃいかない感じに、何となく入り込むきっかけを得られずにいたのですが、90年代にこうした親近感の湧きやすい質感の作品が出ていて、結構自分の中では、これが彼らの代表作みたいになってるとこはあります。
#294 How Long Will I Love You by The Waterboys
スコットランド人ソングライターのマイク・スコット率いるケルト音楽バンドの5作目Room to Roam。聴いたのは最近だとは思いますが、前作のフィッシャーマンと本作あたりの頃が、個人的には良いみたいです。この次はもう少しハードロックですもんね。カタログが結構あるので、もっと聴き込まないといけないですが。
#295 When the Rainbow Comes by World Party
ウォーターボーイズにいたカール・ウォーリンガーが、その脱退後に活動を始めたソロプロジェクトのセカンドアルバムGoodbye Jumbo。これは良いアルバムですよね。ソロ作品としても、ポップなロック作品としても優秀で、聴いた瞬間に気に入ってしまって、もっと早く出会いたかったなと思いました。早く出会えば、長く付き合えますからね。
#296 I'd Run Away by The Jayhawks
ミネアポリスのカントリーロックバンドの4作目Tomorrow the Green Grass。カントリーというと、どうしてもアコギで鳴らす、楽しげなフォークのイメージかと思いますが、ここでは結構、エレキギターが切り込んでくる、格好良いロックミュージックの側面がありつつ、加えて、鍵盤やヴァイオリン、コーラスハーモニーに成熟したメロディで魅了してくるという、聴かず嫌いをしまえば損してしまう、優良なバンド音楽作品。
#297 Like a John and a Yoko by Atomic Swing
スウェーデンのバンドの2作目Bossanova Swap Meet。結構ごった煮ポップロックの感じですけど、ハイアベレージで、ダイナミックな演奏力が印象的。ライブは観たことないけど、即興的展開も望めそうな雰囲気。
#298 I Think God can Explain by Splender
ニューヨークのバンドのデビュー作Halfway Down the Sky。バンドコンテスト優勝をきっかけに、コロンビアとメジャー契約。プロデューサーは、トッド・ラングレン。ピュアで歌心のあるオルタナロックで、良い作品なんだけど、にしてはアルバムジャケットが暗いので、もう少し違う雰囲気のものにしてあげてほしかった気も。こういう感じの傾向になるのも、時代かなとも思うけど。
#299 It's All Been Done by Barenaked Ladies
カナダの音楽の殿堂入りも果たしているグループの4作目Stunt。デビュー作が本国でいきなりダイヤモンドディスクとなって、国内での知名度を一気に上げるも、その後下降線を辿っていく中での再び大ヒット作。今度は国内のみならず、隣のアメリカでも400万枚を売り上げて、国外でも知られる存在に。個人的に彼らを知ることになったのは、デビュー作中のBrian Wilsonというヒットソングがあったからだと思うけど、このアルバムのわかりやすさ、受け取りやすさの方が印象的かな。良いアルバムだから、日本でももうちょっと知られてほしい。
#300 Light in Your Eyes by Blessid Union of Soul
オハイオ・シンシナティのバンド2作目セルフタイトルから。前作がヒットしたらしいですが、全く知らない人たちで、たまたまSpotifyで流れてきたのを聴いて、良い曲やってんなぁと思って。アルバムも良いです。