私の90smusic#11
#101 Holes by Mercury Rev
幽玄美という言葉がぴったりハマる人たち。フロントマンを勤めるジョナサン・ドナヒューが、元々The Flaming Lipsのメンバーだったことから、その派生のような感じを匂わせるものの、表現する世界観が全然違う面白さがあります。
#102 Summer Here Kids by Grandaddy
元々プロのスケートボーダーで、ハードコアパンクに影響を受けた人が、音楽を自分でやると、こうなるっていうのが、まず面白くないですか?オフスプリングじゃないんです。笑
#103 Cut Your Hair by Pavement
いつ聴いたかなあ。ステファン・マルクスが、ソロでアルバムを出したタイミングで、ペイブメントっていう名前を目にしたのが、きっかけかな。でも、最初はあのヘロヘロは馴染めなかったなあ。今聴くと、スルメだけど。笑
#104 P.S. You Rock My World by Eels
暗くて、内省的で、でも何だか落ち着いて聴けて、アルバムの最後に差し掛かると、そんな暗い中で、少し明るい希望もそっともらえるような。...And maybe it's time to live.って。
#105 Little Honda by Yo La Tengo
これはビーチボーイズのカバーなんですけど。シューゲイズスタイルのノイジーなリトルホンダ。この作品くらいから、名前が挙がってくるイメージなんですけど、この時点でもう8作目なんですよね。ああ、ヨラテンゴは癒しです。
#106 Swimsuits Issue by Sonic Youth
かつて、デイドリーム・ネイションだったかな?聴いてみて、早すぎたのか、全然理解が追い付かなくて、一度挫折した経緯があったのですが笑、ダーティは、格好良いですよね。単純にやかましくて、格好良い。
#107 Velouria by The Pixies
今だと、ハゲたデブのオッサンが叫んでるイメージがあるとは思いますが。そのギターロックに纏うポップでキャッチー、それにオルタナティブなセンスと自己主張、その辺、不細工でアンバランスなのに、ビシッとハマる黄金比。
#108 In the Aeroplane Over the Sea by Neutral Milk Hotel
かなりマイナーだと思いきや、90年代のインディロックアルバムランキングでは、必ず一桁上位に入ってくるアルバム。ローファイでいて、精巧な作品で、インターネットでの口コミが凄かったらしいです。
#109 Shine a Light by The Apples in Stereo
ああ、これはめちゃ良いアルバム。ビートルズやビーチボーイズなんかの影響を十分に染み込ませ、フォークやサイケ、ちょっとガレージなロックなとこもありつつ、ローファイに展開している感じ。聴き心地優しくポップ。
※Spotifyにはなかったので、Tidal Wavesが載っています。
#110 Parallel Universe by Red Hot Chilipeppers
Californicationが初対面。これが最初、まるでしっくりこなかった。ペナペナのギターに、乾いた音のファンクなリズム感。でも、この曲だけは、スゴさがすぐわかった。シンプルなのに、これだけ魅せれるスゴさを。