マガジンのカバー画像

FR0SCのこっち側 【FR0SC】

134
“Inside FR0SC”。 FR0SCの中の人達が、活動の裏側や、考えていること、クリエイティブな活動を語ります。 (それぞれの記事は個人の見解であり団体を代表するものでは…
運営しているクリエイター

2024年7月の記事一覧

房総半島1周ついでに京成千原線と千葉モノレールを乗りつぶした話

2023 年夏、世の大学生が夏休みを謳歌する中、私は研究を完全に放置して就活に励んでいたつけが回り実験に追われる日々を過ごしていた。そんな中、「就活終われば時間もできるし旅に出るだろう」と思っていた体が鉄分不足を訴え始めたため、平日に1日だけ時間を作って房総半島へ鉄分補給しに行った話。 今回の旅では鉄分補給のための乗り鉄がメインの目的になるため、駅の外に出てぶらぶら観光というのはあまりない。というか暑すぎて外出たくない。このような改札外へ出ない乗り鉄旅の場合、大回り乗車を活

トラブルの多いトラベラー、旅行帰りの電車が人身事故で止まる

なぜかトラブルに巻き込まれることの多い九州旅行記その5、ついに最終回である。前回は熊本から福岡へ向かい、西鉄や南博多線の乗り潰しと福岡の観光について扱った。 今回はその続きで、西鉄貝塚線を乗り潰して貝塚駅に到着したところからスタート。 前回すでに触れたが、貝塚駅は地下鉄箱崎線へ段差なく乗り継げる設計になっている。 それにしても、縦列してホームが並んでいるならいっそのこと線路をつなげて直通させれば良いのに……と思ってしまうが、編成数の違い(貝塚線は2両、箱崎線は6両)から

トラブルの多いトラベラー、福岡で5種の交通手段を使いこなす

トラブルの多い九州旅行記その4。前回の熊本では Google マップの案内に騙されたり、割引になるはずの入園料が通常分取られたり、宿の入口が開かなかったり……と、いろいろトラブルに巻き込まれた。 今回はその続きで、熊本観光を済ませ時間ギリギリに熊本駅へ戻ってきたところからスタート。 鹿児島本線を北上熊本からは鹿児島本線に乗って福岡を目指す。大分方面から乗ってきた豊肥本線の近郊区間と同じく、短編成にロングシートというやや旅情に欠ける車両だ。急いでいたので写真はなし。 熊本

トラブルの多いトラベラー、熊本市電と熊本電鉄をくまなく乗り潰す

トラブル巻き込まれ体質の限界旅行民が九州へ初上陸した旅行記その3。前回は大分と別府を観光した後に豊肥本線を鈍行列車で横断し、熊本駅に着いたところまでを書いた。 今回はその続きで熊本市内の観光からスタート。熊本には路面電車の熊本市電のほかに郊外へ伸びる私鉄の熊本電鉄も走っており、地方都市としてはそれなりに充実した鉄道網を有している。今回はそれらの路線をくまなく乗り潰すことに挑戦。 市電乗りつぶしJR の熊本駅はそれなりに規模の大きな駅だが、周辺は「綺麗に整備された玄関口」と