謎かけのようにイメージを膨らませる
滋賀県高島市の住職・行政書士・FPの吉武学です。
遺言・相続・葬儀・埋葬・終活のお悩みに「三つのそうだん」でお応えします。
詳しくはこちらのホームページから。
行政書士という職業柄、文章を書くことが多くあります。
遺言書では、後半のお手紙部分となる付言で、お客様のお気持ちを反映させます。
補助金サポートでは、事業者の概要から、事業内容や将来像などを書きます。
遺言書の付言をお客様にご案内すると、文章を書くのは苦手だから、と消極的な方もいらっしゃいます。
そんな時には、戸籍や財産の確認のタイミングに合わせて、お客様の人生やお仕事についてヒアリングをして、私が代筆します。
先日担当させていただいた方からは「まるで小説のようだ。話したポイントは押さえてもらっているし、嘘はない」とお褒めの言葉をいただきました。
補助金書類では、できるだけ具体的な表現を意識しています。
例えば「バリアフリー化ができていないので高齢のお客様の来店が減っています」と書くだけでなく「車いすが辛うじて通れる幅の入り口であるため、来店に負担を感じておられ、来店回数が減っています」などと書いています。
書くときに意識しているのはまずはいわゆる5W1H。
数値的な情報も入れてできるだけ正確な情報となるようにしています。
もう一つはお客様の姿や事業の様子をできるだけイメージすることです。
小説を読んで思い浮かべるように、自分の筆に乗せていく感じです。
嘘にならないようにノンフィクション小説を書くような感じになります。
イメージがいかにできるかが勝負ですが、参考になるのは謎かけで有名なねづっちです。
最初に与えられたお題の言葉で連想できる映像をもとに、もう一つとのお題との関連を考えるそうです。
皆さんはイメージをどうやって膨らませていますか?