オールオアナッシングな考え方
知り合いと株式投資の話をしている時、
「そろそろあの株売り時かな」
みたいな話がよく出てきますが、たとえばA社の株を1000株持っていたとすると(株は基本100株単位で売買します。証券会社によっては1株から取引できるものもあります)、売るときは1000株全部いっぺんに、って人が結構多くて、これは投資歴が長い人でもまあまあいます。
私なんかは売ろうかなと思っても1000株中とりあえず200株だけとか、900売って100だけ置いとくとか、分割して売買することが多いです。(もちろん全売りすることもあるし、全部売りたいけど株主優待目当てで最小単位だけ残すとか、様々です)
もちろん「全売りor全持ち」を否定するわけではなくて、そういうスタイルなんだな、と思うだけですが、肌感では全売りする人ってかなりの確率でそのうち後悔の言葉を吐くんですよね。売るんじゃなかったと。
それはともかく、投資以外でもこのオールオアナッシング的な選択が多い人は居て、その二者択一しか許されない事もあるのでしょうけど、多くの場合はそれ以外の選択肢も考えられるんじゃないか、と思います。
例をあげると、例か……、例ね……、うーん、今は、うまいのが思い浮かびませんけれども。
でもオールオアナッシングの方が、決断力があるとか、潔いとか、そんな気がするのでしょうかね。違うと思うけど。
ほどほどで生きていきたいものです。(適当な締め方)