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#3 【家計管理②】💰 管理ツールを決める(家計アプリ編)❗

長編の家計管理シリーズです。
前回の続きです。家計管理のツールの紹介をします。

ウマいFPの山内です🐴
今回は家計簿をつけるのがめんどくさい方に向けて書きます。


今回ご紹介する管理方法はこちら ↓


✅アプリで管理

最近の流行りですね。
レシートを財布に入れておきたくない人はパシャリと写メを取って読み込んで終了です。

特徴は


⭐ メリット

⭕ 支出を自動で費目毎に分類して集計をしてくれるので便利(超重要)
⭕ 月間の収支状況を計算してくれるので、貯蓄できたかどうかがわかる
⭕ クレジットカードや銀行口座と連携できるので、
  決済した金額や引き落としをした分がリアルタイムでわかりやすい


💀 デメリット

❌ アプリを起動してパシャリがめんどくさい
❌ 現金管理をしないので、現金払いでレシートが無いものなどの
  レシートが無い時にその都度入力するのが手間
❌ キャッシュレスとの組み合わせで、現金を使う時の痛みを忘れて、
   消費や浪費が大きくなる

※ キャッシュレス決済と連動させればさせるほど消費が増えやすい。
管理(把握)はしやすいが、キャッシュレス決済のコスト
(電子マネー決済やクレジット会社への手数料)の分、
商品の価格が上がり、お店に支払う金額が高くなり、
アプリの便利さを追求すると利用料もかかるので、
諸刃の剣だと思っています。

ただ、管理が楽なのは魅力的でいいですね。
誰でも割と簡単に使える印象です。

人気のアプリ、マネーフォワードMEをアップしておきます。

NO90 マネーフォワードME


マネーフォワードMEは
各費目をいくら使ったかが円グラフで視覚的にわかりやすいし、
収支がいくらなのかがわかるため、
「今月は40万円の収入で、30万円使ったから、
10万円貯まったな」とかがわかりやすくていいですね。


🟡 注意ポイント 

✔ 貯蓄という費目を作って、 
 先取貯金で、他の口座に移動した金額をその費目に入れない事です。

相談者様の中には貯金を支出にする人が複数名いらっしゃいました。

Aさん:
「貯蓄口座に絶対使わないお金を移動させて貯蓄という儀式が完了しないと貯蓄できていない気がする」

Bさん:
「特別費を先取りした際にその分を貯蓄口座に移動して、
その費目はいずれは使うのだから支出でいいと思った」

といった意見から、
お二人は貯蓄と言う費目を作って支出扱いしたようです。
管理上、使っていないお金は支出にする必要がありません。


✔ 貯蓄はシンプルなルール、「収入と支出の差が貯蓄できた分」

ルールはシンプルでOK!
単純に収入と支出を管理するのがベストです。

Aさんの場合は
貯蓄口座に移動した分以外にも貯蓄できている分が
生活口座の中で増えています。
その分は貯蓄できているのではないでしょうか?

実は、貯蓄という儀式(現金の口座移動)をやったとしても、
お金が足りなくなれば、口座から引き落として使うだけです。
つまり「一時的に」貯蓄したというだけです。

次の月に使ってしまった過去の経験則から、
貯蓄できたという認識ができていないので、
貯蓄という費目を作ってしまったそうです。

この、「貯蓄」という支出の費目を作る行為は
「貯蓄を絶対にするんだ」という意気込みが感じられていいですが、
その月に実際に貯蓄できた金額が正確にわからなくなります。


Bさんの場合は
使うための貯蓄なので将来的で支出という事でいいのですが、
移動した月は実際に使っていないので、本来は「貯蓄できている分」です。
大事なのはいつお金を使うかと、
貯蓄の推移がどのように変化しているのかをきちんと把握する事です。

また、先取した金額を全部使うわけではなく、残るときもあるし、
足らずに追加で使う事もあります。
そうした際に収支がきちんとわからなくなります。

アプリのいいところは
期間内における「収入」と「支出」とその差「貯蓄」が
はっきりとわかることです。

後で使う事が決まっていても、その月は貯蓄できたのです。

実際に移動した月は使っていないのに支出が計上され、
使ったときは支出で計上する事によって、2度計上してしまいます。

これによって1年間の支出が1年間の収入を超えていないのに、
データ上で超えてしまう可能性もあるので要注意です💦


次回は独特的な管理方法の「封筒管理」と我が家の「パソコン家計簿」
について詳しく解説します。

今日も読んでくれてありがとうございました~🎸🙌🐴

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