資産運用を始める前に!資産運用に向いていない人の特徴について
愛妻FPの山内です🐴
今回は資産運用についてのお話しです。
私は資産運用を基本的にはおすすめしないスタンスです。
その理由は多くの人が
「資産運用を行うための条件」を満たしていないから💔です。
資産運用を行うための条件とは以下の項目に一つも当てはまらない方です。
どうでしょう?
12項目ありましたが、
1つでも当てはまる方は運用に向いていません。
この項目を見て自分には向いていないとか、
自分にはできそうだなどの感想を持っていただけると幸いです。
自分の配偶者や婚約者は資産運用を行うための条件をみたしていますか?
少し考えてみていただきたいです。
今回は
✅ 今ある運用資金が老後資金等の一部である
✅ 勉強をしていないので知識不足
✅ 配偶者と相談をしない
の特徴について詳しくお伝えしたいと思います。
✅ 今ある運用資金が老後資金の一部である
運用は「ゆとり資金で行う」のが鉄則です。
この「ゆとり資金」は人によっては見方がかわりますが、
私の場合は「贈与資金」「相続財産」としています。
つまり、教育資金や老後資金といった
使う必要のあるお金を運用資金にするのはNGです。
例外で老後資金を運用資金に使ってもいいケースとは
家計状況がとてもいい(貯蓄率が高い)状況で、
運用が失敗してもリカバリーが可能な、ごく一部の超優良家計のかたです。
多くのかたは老後資金や教育資金を使って運用を行うのはご法度です。
老後資金を増やすために、現在の貯蓄(=将来の老後資金)を使って運用は❌ということです。
また、住宅ローンがある場合は万が一住宅を売って引っ越す場合に備えて、ローン残債から住宅の売却金額を引いた金額は運用をせずに、
預金で必ず備えておきましょう。
例えばローン2500万-売却金額2000万=500万は残しておく。運用は厳禁❌
✅ 勉強をしていないので知識不足
運用をする前にきちんと勉強が必要になりますが
そもそも「勉強嫌い」という方が勉強しないまま運用をすることによる
「知識不足」が深刻な事態を引き起こします😱
【市場の暴落】
というたった一つの出来事を勉強していないと
「暴落が起きると恐怖と闘わなければいけないこと」
「暴落の谷が深いほど、撤退する人が増えること」
ということがわかりません。
これさえも知らずに、怖くなって売ってしまう方がたくさんいます。
もちろん、知っていても暴落に耐えられるかどうかは別ですが・・・💦
資産運用には運用分野によって、勉強する内容が違いますが、
勉強という準備をしない人の多くは運用で失敗します。
✅ 配偶者と相談をしない💔
実は配偶者が勝手に、あるいは内緒で運用行為をしているケースは多く、
中には明らかなギャンブル行為でさえも、
当の本人は資産運用だと認識しながら行うケースがあります。
ですが、
私が一番問題だと思う点は
【お金の意思決定を夫婦で行わない💔】ことです。
資産運用だけではありません。
結婚資金、住宅購入資金、教育資金、老後資金
意思決定が必要なことはたくさんあります。
配偶者が勝手に決めるのも問題ですし、
配偶者に任せっぱなしも問題です。
是非お金の問題が起きる前に、夫婦のお金の意思決定を【二人で】行うように意識付けしてはどうでしょうか?
2人で数分間の話し合いもできないのに、
到底長期の運用など成功できるはずありません。
今回は資産運用についてでしたが、増やす目的で手軽に始める方がたくさんいらっしゃるこの状況を苦々しく思っています。
仕事と同じくらいの時間と勉強を費やす必要性を理解してから命がけで行ってほしいです。
私としては最初にお伝えした通り、資産運用をすすめていません。
運用をするための条件を満たすためにはまず「家計管理」で家計を黒字化することが必須です。
家計を健全化してからはじめて資産運用を考えましょう!!
「夫が妻に隠れて資産運用まがいのギャンブル行為が発覚した」
「夫が資産運用をしているけど、妻は任せっぱなしで、
「運用はNISAでしている。としかわからなくて、実際の内容がわからない」
などのお話をお伺いすることがよくあります。
これらは家計管理や資産管理で未然に防ぐことができます。
管理をパートナーに任すのではなく、
是非、話し合って二人で管理していきましょう。
感想やこんなときは?などコメントして頂けるととてもうれしいです✨
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