脱保険貧乏②保険で貯金ができない!どうしても保険がやめられないなら共済
こんにちは愛妻FPの山内です。
夫と妻の生命保険を一人一つ。医療保険も一人一つ。
学資保険を子供二人に対して一つずつ。合計6本。よくある話しです。
今回は生命保険や医療保険に加入したいかたに
たった一つの生命保険をおすすします。
今回のお話しはこんな人におすすめです。
あらかじめ断っておきますが、
私は今回紹介する生命保険どれにも入っておりません。
ではなぜ、保険の紹介をするかというと
不安で保険をやめられないというかたが一定数いらっしゃるからです。
では、一つだけ保険をご紹介致します。こちらです。
保険をやめられないなら都道府県民共済保険
都道府県民共済を運営している全国生活協同組合連合会(全国生協連)は、都道府県民共済の元受団体として、法律に基づいて国の認可を受けて設立された非営利の団体です。
都道府県民共済のリンクはこちら
約束に、まっすぐ。|都道府県民共済グループ (kyosai-cc.or.jp)
非営利で運営している保険と営利目的で運営してる民間の保険、
おなじ保障であれば、非営利の保険のほうが安くなるのは当然ですね。
では、今回は私が思う優秀な民間の生命保険と比較します。
ただし、都道府県民共済は医療保険のみの保険か、
生命保険と医療保険の両方セットの保険しかないため、今回は
県民共済の生命保険と医療保険のセットの保険
VS 民間保険の生命保険+医療保険
という形で評価します。
【比較会社1】
メットライフ生命 スーパー割引定期保険
スーパー割引定期保険の特長|メットライフ生命の資料請求サイト (i-hoken.com)
こちらは健康なかたが加入できる保険で、その分支払保険料が安いです。
死亡保険金500万円で、30年間の支払保険料が286200円となります。
(この金額は確定されたものではありません)
では次に民間の定期医療保険ですが、終身医療保険が流行りなので、
どの保険にしようか迷いましたがこちらです。
【比較会社2】
ネット型の保険のアクサダイレクトの定期医療保険
紐づけ ネット型の保険のアクサダイレクトの定期医療保険です。
10年定期保険なので、10年間保険料が変わりません。
更新するときは基本的に料金が変わります。
この場合だと、30歳~40歳の10年間が月額840円で、
次の40歳~50歳までの10年間が月額960円、
最後の50歳から60歳までの10年間が1480円となっています。
30年間では392880円です。
では本命の都道府県民共済(以下共済)についてお話しします。
【都道府県民共済 総合保障2型】
(今回は愛知県民共済を使います)
まず死亡保障でスーパー割引定期保険と比較しましょう。
スーパー割引定期保険の保障は500万円ですが、
共済保険は交通事故か、それ以外の事故か、病気で金額が変わります。
五分五分か共済に軍配が上がると思います。
アクサダイレクトは決して悪い保険ではないのですが、
保障内容が日額5000円の60日間の給付限度、
手術1回5万円の保障に対して、
共済はなんと、124日間以上と大変手厚くなっています。
また、通院保障もあり、後遺障害にも保障があります。
唯一アクサダイレクトに負けているのは手術に保障がないところです。
軍配はこちらも【共済】だと思います。
では肝心なコスト(手数料)ですが、
メットライフスーパー割引定期保険が286200円。
アクサダイレクト定期保険が392800円で、
二つの支払保険料の合計金額は679080円。
一方共済は72万円となり、若干共済のほうが高い結果になりました。
ところが、月額2000円のこの保険は全国生活協同組合連合会が非営利で運営しているため、
余ったお金💰は利益にせずに加入者に「割戻金」として返します。
月額2000円(年額24000円)の場合、過去の実績では8952円です。
実際にはその金額全てを返すことはできないので、仮に払い戻しで6000円として、年額保険料を18000円で再計算すると、30年で54万円となり、
スーパー割引定期保険&アクサダイレクト定期医療保険よりも14万円ほど安くなります。
つまり、共済保険は非営利のため、保障が厚く、支払保険料が安いです。
その他これは覚えておいてほしいこと
💰30代の時は共済でも民間でも差がない
共済の魅力は60歳まで支払保険料が変わらないことですが、
言い換えると、若い時期に入ると損で、
高齢になってから入るとお得なイメージです。
ですが、30歳~40歳の期間で、民間保険の合計は170400円、
共済保険は18万円とほぼ同じ料金です。
💰保障が足りない場合
① スーパー割引定期保険+共済の入院保障2型
共済には入院保障2型(月額2000円)と言って、
医療保険のみのものがあります。
(割戻金を考慮した後、再計算して月額1500円で総支払額を調整しました)
こちらの保険はかなり保障内容が充実しています。
この組み合わせならかなり医療保険を充実させて、
さらにスーパー割引定期保険で死亡保証金を調整できます。
② スーパー割引定期保険+共済の総合保障2型
こちらは医療保険の保障をそのままにしておいて、
スーパー割引定期保険で死亡保障額を調整します。
コスパがかなりいいです。
💰出産前後と住宅購入前後で保障内容を変える
お子様が生まれる前は保障がたくさんいらないため
総合保障2型のみで対応し、出産後で住宅購入前は人生で一番生命保険の保障が必要なため、スーパー割引定期保険+共済の総合保障2型に加入する
そして、住宅を購入後団信に加入するため、必要保障額が少なくなるので、
死亡保障が欲しいかたは総合保障2型、
医療保障だけほしいかたは入院保障2型のみにして、
コストを落としましょう。
また、民間保険にないこんなメリットもあります。
◎ 保険加入時に
「追加でこれも入りませんか?」というしつこい営業をされない
◎ 解約する際に営業マンに止められない
◎ 終身型ではないので、解約する際に損をした気分にならない
◎ 営業マンと「おつきあい」をする必要がない
是非、非営利型の都道府県民共済を検討してみてはどうでしょうか?
最後まで見ていただきありがとうございます。
保険に入る必要性や目的なしで保険に加入している人や、
必要な保障額が減ったのに、保険の見直しをしない人、結構いらっしゃいます。
みなさんも必要な保障額を計算して、保険を見直してみてください。
見直しが必要だと思ったら、ぜひコメントで教えてください🐴
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