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3D酔い(FPS酔い)を克服するための実践法 (9月4日 記事更新)

1 : はじめに

こんばんは、からあげと申します。まずはじめにこの記事は医学的な知識からではなくあくまで私個人の経験に基づくものであるということをご理解した上でお読みください。

私はゲームが好きでPCやXBOX ONE Xで様々なジャンルの洋ゲーをプレイしています。その中でもFPSやTPSというジャンルが大好きです。

※FPSとTPSを簡単に説明するとFPSはAPEXやCODのような1人称視点のシューティングゲームで、TPSはPUBGや荒野行動のような3人称視点のシューティングゲームです。


2 : 3D酔いについて

最近ではバトルロワイヤルの影響もあり、一般的になってきたFPSやTPS。私はすごく好きなのですが、これらのゲームをするにあたって私には大きな悩みがあります。

そう、3D酔い(FPS酔い)です。

3D酔いとは超簡単に言うと3Dゲームをしてて乗り物酔いのような気持ち悪さを感じる症状です。

※子供のころニンテンドー64の「007ゴールデンアイ」で気持ち悪くなったおじさんの同志たちは多いのではないでしょうか!?



最近ではAPEXやPUBG、荒野行動のようなバトルロワイヤルゲームのヒットやVRの普及により3D酔いを経験したことある方は増えていると思います。

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私はこの症状を克服するために様々なサイトを調べました。たぶん多くの人が私と同じようにいろんなサイトを調べて、なんとか3D酔いを克服できないかと試行錯誤したはずです。

しかしながらどこのサイトでも書いてあることは同じで、「部屋を明るくして、画面から離れて、酔ったら辞める、もしくは酔い止めを飲む」だいたいこういうことが書いてあります。

たしかに大まかにはその通りだと思います。しかし、私が知りたいのはもっと具体的な対処法や筆者の実践でした。「こうなったら自分でいろいろ調べて実践して絶対3D酔いを克服してやる」そう意気込んだ私が試した具体的な克服方法、軽減方法をこれからまとめて行こうと思います。

これから私が克服するために行った細かな実践方法を書いていく前に、文章があっちこっち迷子にならないように大まかな道筋を示そうと思います。

3D酔いを克服するために私がやった大まかなことは次の通り。

・3D酔いの仕組みを調べた

・自分が酔う主な要因を考えてみた

・今すぐ3D酔いを軽減できることを探し実践した

・三半規管と体のトレーニングを試した

・徐々に慣れるように考えてプレイした

これらを踏まえ、私は自分の体を人体実験して3D酔いを克服していきました。これらの中には今すぐできて劇的に効果の出たものから、やっていくうちに効果が出たものまで様々です。その中で私の成功談、失敗談も踏まえていよいよ次から実践したことを細かく書いていきます。

3D酔いを少しでも克服した同志諸君は是非続きも見てほしいです。

3 : 3D酔いの原因

3D酔いと乗り物酔いは似ているようで若干起こるプロセスが違うようです。乗り物酔いは乗り物の加速や揺れによって、内耳部分の三半規管が過度に刺激される事によってめまいや吐き気などの症状を起こします。

それに比べ3D酔いは視覚の情報、体の感覚的な情報、内耳からの情報がそれぞれ違う情報が脳に伝達され、脳が混乱し結果的にめまいや吐き気を起こしているといわれています。

ゲームをプレイしている時、視覚からの情報では画面が激しく動いてるため、傾きや揺れを感知してます。そのため...

目からの情報→めっちゃ動いている→〇

体からの情報→動いていない→?

内耳からの情報→動いていない→?

脳(は?....は?)混乱

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目以外の体や内耳からの情報では動いていないと伝達されるので脳は今までに記憶された感覚情報と違うため混乱し、適応できなかった結果自律神経が乱れ3D酔いを起こしてしまいます。

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4 : 3D酔いの軽減法

こんなことを言うと身も蓋もないですが、3D酔いを「克服」するには気持ち悪さに耐えながら少しずつ克服していくしかないです。

その為、克服できる過程は常に気持ち悪さとの戦いになってしまいます。だからこそ、気持ち悪さを少しでも軽減して克服したい!

そう考えたときに、本当は酔わなくてもいいかもしれないのに、環境が適してなくて酔ってしまってる場合があります。

それらが原因の場合、今すぐにでも3D酔いを軽減できるかもしれません。

・ディスプレイを小さくする【重要】

よく3D酔いの対処法としてディスプレイから離れてプレイするということがあります。しかし、私は目が悪いのでディスプレイから離れてしまうとプレイしづらいです。そのせいでディスプレイに近づきすぎて3D酔いを起こしている方も多いのではないでしょうか?

対処法としては単純にディスプレイサイズを小さくするかパソコンなどの場合、フルスクリーンではなく解像度を落とし小さいウィンドウでプレイするなどの対処法で気持ち悪さを軽減できました。

私は大きいディスプレイでプレイすると2D横スクロールゲームですら酔ってしまいました。しかし、(家庭用ゲーム機)CS機の場合リモートプレイを活用しスマホでプレイすることで同じゲームでも全く酔わなかったです。

自分の視界の中で動いている範囲が少なければ酔いにくいということがわかります。逆に大型ディスプレイで近い位置でのプレイだと、視界内に占めるディスプレイの範囲が圧倒的に多くなります。そのためプレイ映像が視界のほとんどの範囲を占めてしまうため、視覚はあたかも自分が動いてるかのように勘違いして脳に伝達してしまうのではないでしょうか。

最初のうちは小さめのディスプレイで慣れて、酔いが軽減出来たら大きいディスプレイに変えるといいかもしれません。

・フレームレートを上げる、高性能グラボ、ディスプレイに買い替える

これは中でも基本的な問題になりますが、30FPSと60FPSだと圧倒的に前者が酔いやすいです。私が3D酔いを軽減できた最大の機会がグラボの買い替えでした。グラボを買い替えることで、今まではフレームレートが安定しなかったゲームが安定して出せるようになり、酔いも軽減出来てだんだん長い時間プレイできるようになってきました。それまでは結構カクカクする場面もあってすぐ酔っていました。昔はWOTですら酔っていたのですが今では考えられません。


「グラボを買うお金がないよ」っていう場合もちゃんと対策方法あります。解像度や画質を落としてフレームレートを稼ぎましょう。少なくとも60FPSで安定できるように設定してください。

もしお金に余裕がある場合は、グラボを買い替えて更に高リフレッシュレートのディスプレイの購入も検討してみてください。

フレームレートが高くても60hzのリフレッシュレートのディスプレイではそれ以上効果を発揮できません。そのため60FPS以上を求める場合は高リフレッシュレートのディスプレイの購入も検討してください。

・疲れている時や飲酒時はゲームをしない

疲れている時や体調が悪い時は夜遅くまでゲームはしないようにしています。特に生活が不規則になりがちな時は自律神経が乱れて酔いやすいので、その時は素直に寝るようにしています。

また、自分は酒も弱く少し飲酒しただけで酔ってしまいます。特に、そういう方にとって飲酒とFPSの相性は悪いように思います。

・酔いにくいゲームから耐性をつける

同じFPSでも室内や街中が多いゲームでなく屋外やひらけた場所の多い広いフィールドがメインのゲーム、FPSよりもTPSなどより視点移動の少ないゲームで慣れるようにしました。

昔からFPSでも全然酔わないゲームがあって何が違うのか考えた時に、酔わないゲームはひらけた場所の多いオープンフィールドのゲームが多かったです。

逆にTPSでも街中や室内が多いゲームは目が疲れ酔い易くそういった面では酔いにくいゲームを選ぶのは大切だと思います。

・視点移動を少なくする

慣れないうちは視点移動を無駄に多くしてしまいがちです。そのため慣れないうちはマウスやコントローラーのスティックでの視点移動は極力少なくしましょう。

また移動に関してもあちこち動かさず真っ直ぐ動くようにしましょう。まっすぐ動けば画面の変化も少なくなります。特に狭い場所では視点移動も多くなりがちなので、比較的酔いにくいTPSでも酔っていました。そういう場所ではゆっくり視点移動するように心がけてます。

・エイムの感度を落とす

これは今からでも出来ることです。慣れないうちはFPSゲームなどではエイムの感度を落とすことはとても重要な酔い対策です。

前の項目でも書きましたがコントローラーもしくはマウスでのプレイで慣れないうちは無駄に視点移動をしてしまいがちです。視点移動が多いと目も疲れ易く3D酔いも起こしやすいです。

また、Xbox Elite ワイヤレス コントローラー シリーズ 2ならスティックの感度だけではなく、物理的テンションを手動で調整できます。

コントローラーの場合、スティックのテンションの違いでも酔いやすさが変わってきます。こちらのコントローラーはXboxでもPCでも使用可能です。

操作に慣れていけば徐々に感度を自分の好みに上げていきましょう。

・酔ったらプレイをやめる

自分は1プレイ2プレイして少し酔ったなと思った時点でプレイをやめるようにしていました。

吐きそうなぐらい酔ってしまうとゲームそのものから遠ざかってしまいがちだったので「これ以上やったら酔うかも?」って所でプレイをやめるようにしました。

そしたら少しずつですが酔わずにプレイできる回数が増えていきました。酔わないためには続けることも大切なので、酔ってゲームそのものが嫌になってしまっては元も子もないです。

・明るい部屋でプレイする

これは今でもやってしまうことですが、暗い部屋でゲームをプレイするとついつい臨場感があってのめり込んでしまいます。

ただ長時間そういう状態でプレイすると極端に目が疲れてしまうことがありました。3D酔いに関しては部屋の明るさとの直接的関係は分かりませんが、目が疲れてピントが合わずボヤける事があったので、暗い部屋で長時間ゲームをするのは目にとっても良くないと思います。

目が悪くなると画面との距離が近くなりさらに酔い易くなるので目を大切にしましょう。

・入り組んだマップは覚えるまでが大変

道幅の狭い森のマップなどは特に注意が必要です。マップを覚えていない時はあちこち行ってしまい、普段酔いにくいTPSであれ酔いやすかったです。

そういう時はファストトラベルや行先のガイドをうまく活用します。慣れれば必要なくなるので最初のうちは酔わないことを優先してプレイするのが大切です。

・酔い止めを飲む

これに関しては効く物も効かない物もありました。個人的には金額や常用しないといけない事を考えれば否定的です。この辺はお近くの薬局や医師にご相談ください。

・三半規管を鍛えるトレーニングは効くのか?

巷で言われてる三半規管を鍛えるトレーニングも実践してみました。目をつぶって肩足立ちをするなど…結論から言いますとその行為自体では酔わなくなりましたが、それがゲームに影響しているかどうかはわかりません。

個人的にはトレーニングをするよりゲームをプレイして慣れる方が良いと思いました。

5: 結論

「小さめのディスプレイを使用し、コントローラーのエイム感度は落とし、ゲームを選んで徐々に慣れていく」というのが3D酔い克服の個人的な最適解だと思います。
ゲーム自体に慣れないうちは目があちこち泳いでしまって、余計に酔いやすくなってしまうので一つのゲームに慣れていく事も重要です。
一つのゲームで酔いを克服できても、酔いやすい人は別のゲームでは酔ってしまうことは普通にあります。
一つ一つ経験値を重ねていく事で、徐々にプレイも慣れていき最終的には「自然と酔わない方法でプレイ」できるようになります。
まずは、3人称のアクションRPGなどから慣れてみてはいかがでしょうか?

↑Xbox Game Passなら毎月1100円で、100種類以上のゲームがプレイし放題なので3D酔い克服でゲームを探すのにも最適です。


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