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「似合う」の使い方
こんにちは!FPSS17期生のみゆみゆです。
今回の授業は「体型診断」がテーマ。
診断と、それに基づくスタイリングの添削です。
何でしょう、今回、スタイリング作るのがめちゃくちゃ難しかったんです。いつも以上に。
診断自体の理論はわかっても、これがこうだからこの形が似合う、素材が合う、までがたどり着かず、、、
正直動画授業だけだと全然自分の理解が追いついておらず、合ってるのかこれ?!と思いながら迷走しておりました。
ですが、授業の添削(同期の皆さまのも含めて)を頂いて、紐が解かれていくように「そうかー!!」と納得する事がたくさん!
今までで一番、理解度が深まったな、と感じる事ができました。(まだ咀嚼しきれてませんが!)
紐解きの体型診断
例えば、、(思い出しながら復習させてください)
私が診断したモデルさんは、I型(X型・V型・A型・I型のうち)が正解だったのですが、私の計測では「I型寄りのV型」でした。
計測する肩のラインが少し違ったため結果が変わったのですが、V型のスタイリングを作っている間も「これほんまに似合うかな?」と若干の疑問を浮かべながらやっていました。(モデルも身内なので余計に)
やっぱり違った!
肩のわずかなラインの違いなのですが、ほんの少しで結果が変わるんだなあと(そしてそれが本当に違和感にも)。訂正して頂けて良かったです。
スタイリングでも、、
・ドロップショルダーはなぜV型の人が似合うのか
→肩のラインを狭く見せるものなので、A型の人が着ると着られている感が出てしまう。また、重心が下がるので元々上半身に重心のあるV型の人の方が〇
・ロングジレをA型の人が着るには?
→ジレの幅より肩幅が狭くならないように、小さめのものを。かつ素材は柔らかい&重くないもので、ぎこちなくならないように
・I型はボリュームコントラストを!
など、、「ハー!なるほど!」でした。
そして今回も同期の発表から学ぶことがたくさん。。
男性のスタイリングも学べて(面白い!!)、めちゃめちゃありがたいです。
「似合う」を使いこなす
それと、今回の授業で一番に深く心に刻まれたのは、
「似合う」=テイストが決まる、そのテイストしか着れない、という訳ではないこと。
そして、「似合う」というのは「おしゃれの一部」であるということ。そう、バチバチに似合っている服で揃えるのが、必ずしも大正解ではない(!)、それだけが正解ではないということです。
おしゃれ好きな人=独創性が強い
意外性のあるものが好き
ともすれば、自分の顔や似合うものとアンマッチな方が、「あえて」な感じがして、面白くて好き、という方もいるんだそうです。
そういう感性だってもちろんあっていいはずだし、「似合う」の中だけで遊ぶ必要はないんだなって、なるほどです。
「おしゃれは自由だーーー」
そう、前回ちらっと書いた、「似合うものがわかってどうすんねん」という話に通じるのですが、
それがわかった上で、別に似合わないものを着てはいけないのではなくて、自分の似合う・似合わないを使いこなす事がより深くおしゃれを楽しむ事に繋がるのかなと思いました。
「よかったあ
私は顔パーツフェミニンでも、マニッシュなテイスト着ていいんだ」
お客様の中にも、そう思うと軽くなるって方、いらっしゃるかもしれません。
必要に応じてそれをお伝えできることって、結構大事なのでは??
似合うものではないものをどう似合わせるか、難しいスタイリングにこそスタイリストの需要がある。
「似合う」をどう使いこなすか、「似合わない」をどう取り入れるか、スタイリストとしてそれを提示し提供する。
そう思うと、「似合う」を学ぶことが、とても楽しくなった気がします。
(軽くなってるのは自分でした・・・!)
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