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最後の授業で実感した、パーソナルスタイリングの本質とは

こんにちは!FPSS17期生のみゆみゆです。

かなり日が経ってしまいましたが、授業感想noteも今回が基礎講座最後です。早い!(毎回言うてる気が)


さて、先月末、基礎講座しめくくりの「スタイリング発表会」がございました。
年内にnoteを書きたかったのですが、2日後くらいから風邪を引き寝正月、なんならこの発表会の3日前くらいまでコロナでフラフラだったので、わずかな元気期間を発表会に合わせられてまず良かったです。

今回は、初めて「マネキンではなく生身の人間にスタイリングをする」という発表会でした。
今までは、コーディネートとして筋の通ったものをマネキンに着せたり、画面上で作ったり、という練習をしていたのですが、それを実際に、唯一無二の誰か(モデルさん)の診断結果や好みに合わせて作るというものです。

一番の感想としましては、まずはめちゃくちゃ楽しかった!ドタバタでしたが!
というのも、同期の皆さまの発表がどれも素敵で。この2週間(+α)どれだけ頑張ってこられたかをひしひしと感じ、スタイリングが素敵で勉強になるというのはもちろんのこと、同じように必死にやっている仲間がいる、という嬉しさも覚えた発表でした。

「やっちまったなあ」

ただ冒頭、久野先生のお話を聞き、私はとんだ思い違い、というより盲点?忘れていたこと?を思い知り、反省の波を感じていました。

それは、パーソナルスタイリングとはという根本のこと。
先生より、

「(そのスタイリングが)100人がおしゃれ!と思っても、その人が納得しなければ何の意味もない」

「逆に100人がうーんと思っても、その人が納得すればそれは成功」
(少し言葉が違ったらすみません)

そう、パーソナルスタイリングは、何よりもそのお客様、その人自身が幸せになる事が目的。

こちらの正解を押しつけるのではなく、そのお客様の「世界」の中の「理想」を実現する事。

わかっているつもりでしたし、多分わかっていて、でも改めて言葉にしてこうして耳に入ると、「ああ足りなかったなあ」と思い知らされるものでした。


と言っても、
今回スタイリングをする時、何よりモデルさんに喜んで頂き、納得して頂き、感動し感激して頂けますようにー!と思いながら考え、
スケジュール的に会えない中だったものの自分なりにヒアリングとかもして、
・自信を持って新生活をスタートできるスタイリング
・使った事のないアイテムを使う
・体型の特性を活かす
・モデルさん自身のお気に入りを使う
など、喜んで頂けるにはを一番に考えて。

と自分なりにはやっていたのですが、結果的に、フタを開けてみたら、「めっちゃみゆみゆっぽい」スタイリング、と言われてしまいました。😂
た、たしかに、、、笑

今回はまあ仲の良い好みもわかっている友達だったので、好みにも添いつつ、「逆に自分ではしない感じだからよかった!」と言ってはもらえたのですが。(ありがたや、、)

意図せずして「自分の正解(それは理論的な正解も、自分が好きな世界観や好みも)を押しつける」、という可能性/傾向があるということを、わかっておかないといけないな、と改めて実感させて頂きました。
(TwitterのBAさんのお話も良い教訓です)

だからちょっと感動したのか

あともう一つ、同期のスタイリング発表で感じたのが、みんなモデルさんへの「心遣い」がとてもあるなあということ。
その人の生活環境だったり、再現性だったり、好みやお悩みだったり。
(それは、こちらが言ってもないのに顔の特徴を指摘してくるBAさんのような「行きすぎたおせっかい」ではなく、しっかりとお話を聞いたうえでのものだと思います。)

そういうところで、「心温まる」ような感覚を覚えたのかもしれません。

思えば久野先生からも、いつもお客様への「心遣い」を授業の端々から感じています。

そして、それがお客様に伝わったらどれだけ喜んで頂けるだろうか。
診断やスタイリングのご提案はもちろんですが、そういうところでも、本当にお客様を幸せにするスタイリストになりたいと思うのでした。

P.S.
今後ヒアリング〜診断〜スタイリングという流れを初めてやってみて、最初に説明すべき事や段取りなど、そういう面でもブラッシュアップが必要だなと感じました。
そういう部分も率直な意見をくれたモデルの友達にも感謝です。そして、めちゃくちゃ素敵だったよ〜!





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