生命保険を一生の仕事にする方法

先日、Amazon Kindleで本を出版したとご紹介しましたが、その後も1冊出版しました。リンク→

JA共済さんは、以前にお仕事をさせていただいた関係なのですが、改めて商品を研究すると、民間の生命保険会社(JA共済さんも民間ではありますが)に遜色ない商品ラインナップになっており、全国のJAにたくさんの募集人の方がいて、生命保険会社と同様に毎日高い目標に向かって営業をしているわけです。

そんな方たちの営業の足しになればということで、商品研究とともに、セールスの際にはこんな情報をお届けしては?という、セールス目線での本を執筆しました。もちろん、誰から頼まれたわけではありません。勝手によそ様の商品を研究して、こういうハナシをしてみては?と言っているだけ。

ここには、私がこれまで歩んできた仕事人生で強く感じたことが根っこにあります。生命保険会社は次々と新商品を出す。その新商品は、本社の企画ラインの人やアクチュアリーの資格を持った頭の良い人たちが作るのですが、その人たちは(一般的に)営業経験が乏しく、商品は作ったものの、どういう話法でお客様に話をすればお客様が欲しくなるのか、という吟味をせずに市場にリリース(放流)してしまう。

いや、その人たちはわかっているのかもしれませんが、その上の役員だの部長だのが、大昔の自分の成功(?)体験をもとに、最新の保険を売ろうとするから、斧や槍でターミネーターに向かっていくようなアンビバレントな話になっていると思うのです(-。-)y-゜゜゜

おそらく、その商品は市場調査や意識調査など、膨大なデータと生命表や各種の医学上のデータから割り出した「今のお客様にはこのような商品が求められているハズ」と考えられて作られたものであると思います。

しかし、結局は売り方は現場任せ。そういうことだから、昭和時代と同じような根性論・精神論で生命保険が販売されるんだと思います。

生命保険営業というのはとても大切な仕事です。一度足を踏み入れた方にはできれば長くこの業界で活躍してほしい。しかし、新商品が発売になっても、とにかく「何件売ってこい」みたいなことしか本社や上司から言われなければ、それでは心も折れます。

そういう不幸な人ができないように。この業界に長くいれば、商品を見てどういう売り方をしたらよいかは(当たっているかどうかは別として)ヒントくらいはお出しできると思います。各社から毎月のように発売される新商品を勝手に研究して営業マン向けの本にする。それで何かをつかんでもらえる人が出ればよいなあと思っています。

今後、想定読者が多い会社の商品から執筆していこうと思っています。つまりは、営業職員数が多い会社の商品を中心に取り上げていきたいと思います。なぜならば、私もビジネスでやっていますので(-。-)y-゜゜゜

まあ、コバンザメ商法といいますか(-。-)y-゜゜゜

でも、これこそが生命保険を一生の仕事にする方法だと思います。



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