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無登録の金融商品取引業者には、ご注意ください!!特に海外所在業者

世界2位の規模を誇った暗号資産取引所FTXの破綻は、金融業界全体に大きな衝撃を与えました。その影響は、単に暗号資産価格の急落に留まらず、関連企業の連鎖破綻を警戒する声も聞かれます。(早速、一社破綻しました・・・)

優良企業と高く評価されていた同社は、実はかなり前から自転車操業に陥っていて、顧客資産を流用していたと報じられています。負債総額は数兆円規模に達するとみられ、顧客資産の回収は難しいかもしれません。(後記しますが、FTXジャパンの口座は別です)

今年5月にステーブルコイン「テラUSD」が1日で97%もの大暴落となったのをきっかけに関連企業が連鎖的に破綻しましたが、今回はそれ以上のインパクトです。

やはり暗号資産を投資対象とする際には、業界全体がまだまだ発展途上にあるということを念頭に置かなければいけませんね。

では、FXの場合はどうでしょう。たとえば、、、

あなたが利用しているFX会社が破綻したら?

安心してください。国内のFX会社は、全額信託保全が義務付けられているので、万が一破綻しても、顧客資産(評価損益も含む)は保全されます。

また、国内のFX会社は自己資本規制比率など財務体質の健全性が求められるなど、金融庁より厳しい規制が課されています。

ですのでFTXのように、預かり資産を流用することは仕組み上できず、「実は財務状況が悪かった」と突如明るみに出て、突然破綻なんてこともまずありません。

ただし!それは国内のFX会社の話。海外のFX会社となると話は別です。海外のFX会社は、金融庁の規制が及ばないため、信託保全がなされていないリスクがあり、財務体質が脆弱である可能性もあります。

そうするとFTXのように突如破綻となり、資金が戻ってこないなんて最悪のシナリオも考えられます。(以下参考記事)

金融庁から以下のような注意喚起もなされています。
→ 無登録の海外所在業者による勧誘にご注意ください

わざわざ海外のFX会社を選ぶのは、高レバレッジで取引できるから?キャッシュバックやボーナスがあるから?

しかし、国内でも最大レバレッジは25倍ですから、十分ハイリターンは狙えます!キャッシュバックが充実しているといっても、最終的にお金が手元に戻ってこなければ意味がありません。

やはり、余計な不安を抱えず安心してFXをしたいなら、金融商品取引業の登録を受けた国内のFX会社を利用すべきですね。\_(・ω・)

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ちなみに破綻したFTXですが、日本では子会社であるFTXジャパンが営業していました。FX業者と同様に、暗号資産交換業者として日本で営業する際には、金融庁への登録が必要となるわけですが、もちろん、FTXジャパンも登録しています。

そして、登録業者は顧客資産と事業者の資産とを分別管理するよう法令で定められています。つまり、FTXジャパンが法令を遵守している限り、顧客資産は親会社の損失補填に利用されることなく、保全されることになります。(現時点では、顧客資産の返還が実現しない可能性もありますが・・・)

これまで、日本が世界的な暗号資産の波に乗り遅れたのは、金融庁による厳しい規制基準のせいだといった批判的な声も少なくありませんでしたが、今回の一件で評価を一転させましたね。

暗号資産取引所最大手バイナンスのチャンポン・ジャオCEOは「各国政府は反対よりも、規制することがよりよい選択肢になる」このような認識を示しています。

FTX破綻をきっかけに、この先アメリカなどは規制強化に動かざるを得ないでしょう。日本の暗号資産取引を取り巻く環境は、世界の流れを先取りしていたのかもしれません。

ちなみに、私たちFPOも金融商品取引業者として金融庁に登録しています。FX業者や暗号資産交換業者と同じく、投資助言業者も金融商品取引法の規定により、内閣総理大臣の登録を受けなくてはなりません。

最近、必ず儲かると謳って勧誘するような無登録の違法業者が増えているようですが、不要なリスクを負わず、無用なトラブルを避けるためにも、金融商品取引業者の登録番号が付与されているかを必ず確認するようにしましょう!

ちなみにFPOの登録番号は「近畿財務局長(金商)第300号」です (*^^)v

弊社FPOの金融商品取引業者登録票

なお、金融庁では正規の登録業者の一覧と、無登録業者を公表しています。事前にこれらをチェックするなどして、違法な勧誘に応じないよう、十分ご注意ください。

免許・許可・登録等を受けている業者一覧(金融庁)
無登録で金融商品取引業を行う者の名称等について(金融庁)

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