『住宅ローンが通らない』という相談
住宅ローン相談をするFPはたくさんいます。その多くは保険屋さんかと思います。無料で相談に応じるのと引き換えに生命保険の加入というゴールで収入を得ています。
それに対して当オフィスは相談の対価に対して、お客様が悩んでいる住宅ローンの問題の解決に対して料金をいただくFPオフィスとなっています。相談料をもらうFPはそんなに多くはないかもしれません。
相談料をいただいてFPをやる背景には私自身がクレジット会社にてローン審査を毎日のようにやっていたことがあります。クレジット会社の営業はローンが通らないを数字になりません。
自分の営業成績がかかっているので必然的にローンを通すスキルは上がっていきます。これは他のFPでは得られない経験です。この経験に基づいて実証済みの知識をお客様に案内しています。
当オフィスの住宅ローン相談の特徴は大きく分けて3つあります。と言っても特段他のFPと違いはありません。3つとはこれになります。
1、通らない住宅ローンを通す
2、全ての住宅ローンの手続きをお手伝いする
3、マイホーム購入の指揮者
今回のブログは最初ということで『通らない住宅ローンの通し方』に関して数回に分けて書いていきます。初回はCICの見方を参考にしながら説明します。
住宅ローンが通らない理由は主に2つあります。
1、信用情報に問題がある
2、セールスの無知
当オフィスが多く扱うのは2のセールスの無知です。これは知っていれさえすればローンが通ったのに無知がゆえにお客様に否決という不愉快な思いをさせているのと同時に家が買えないのでは?という思いを抱かせます。
どんなケースが多いのか?
例えばお客様からしっかりとヒアリングをすることなく自社の提携ローンに誘導して否決になったり、返済比率に入らなかったり健康状態に問題があって団体信用保険が通らないなどが該当します。
団信であれば解決方法としてFPなら誰でも思いつくのが団体信用保険が任意のフラット35に申し込みをして通す場合です。しかし当然家族にリスクを負わせることから安易にそれをするわけにもいきません。
今では場合によってはリスクを負わせないで取り扱うことも可能になってきました。ただセールスはこの方法を知らないだけです。
それ以上にお客様から『ローンが通らない』相談で多いのは。お客様の信用情報が毀損している場合です。いわゆる『異動情報』がついている場合であったり支払い状況が悪かったりする場合です。
上の見本でいうならDのところを確認します。ここに異動情報と記載があれば過去にクレジット事故があったということになります。
CICの異動情報ですがこれもいくつかパターンがあって一時的なものと恒常的なものに別れます。一時的なものとは例えばスマホの機種代金の支払い遅れなどがこれにあたります。
ご存知の通りスマホの機種代金はクレジットになっています。支払いが遅れるとキャリアによってはすぐに異動情報が入ります。するとクレジットカードは作れませんし、スマホの購入も住宅ローン審査も危うくなります。
しかしスマホでの異動情報ですが住宅ローンの審査ですが実はこのパターンは通ることが結構あります。もちろん普通に審査に出したら通らないことが多いです。やはりそこにも通し方があります。
当オフィスとしてはこのスマホの件に関してはあまり心配していません。もちろんフラット35などは無理ですが銀行の住宅ローンなら通る保証会社を選べばいいだけです。
もう一つのパターンである一時的ではなく継続的なもの、例えば複数のローンに『異動情報』が入っている場合は基本的には無理です。ですがケースによっては通る時があります。
例えば異動情報の内容が弁護士介入での債務整理などの場合です。一見無理に見えますが、いや、普通は無理でそういう仕事は受けないのですがお客様の勤務先が一部上場企業や公務員の場合には仕事を受けることがあります。
もちろん必ずいますぐに通すのではなく保有期限が過ぎてからになります。しかしそこにもやはりやり方があったるするのです。経験して実際にやってみて通った方法を案内しています。
マイホームをいうのはローンが通らないと家を買うことができません。マイホーム購入のお手伝いにもさまざまな事情をお持ちのお客様がいらっしゃいます。
次回はその具体的な方法に関して書いていきます。
永野FPオフィス 永野 修
続き2
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