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住宅ローン選びに異常事態発生!
住宅ローンが通らないという相談が止まらない
住宅ローン相談に異変が起っている。審査が通らないという連絡がこの7月だけで40件以上になろうかとしている。こんなことは今までなかったことです。
そこで今回のブログはなぜお客様は仮審査を否決されたのか?と題してここ最近の住宅ローン事情をブログにします
もともと住宅ローン選びはひどいといえば酷かった。ハウスメーカーのセールスが特定の銀行に誘導していたのだが、その誘導はお客様第一主義というよりセールスの都合が存分のあるようなものだった
しかしネット時代はいつまでもそれを認めてはくれなかった。スマホで住宅ローン、金利と検索すれば超低金利の住宅ローンが調べられて、今や申込までできるのです。
ここに問題が起こっているのが今回の異常な件数の相談となっている背景です。
そもそも住宅ローン選び方が間違っていた
実は住宅ローンの選び方は間違えだらけでした。何が間違っているのかというと住宅ローンは金利や団信で選んではいけないのです。
は?何言ってるの?という声が聞こえてきそうですが間違いないです。住宅ローンは金利や団信から選んではダメなんです。
その理由はどんなに金利が低くても、どんなに団信が素晴らしいとも住宅ローンの審査が通らない住宅ローンには全くと言っていいほど価値はないのです。なぜなら家が買えないからです。
住宅ローンは家を買う手段です。その手段にすらならないのですから審査が通る住宅ローンが最優先事項になるはずです。しかし一般のお客様は当然のこと、セールスやFPでさえ住宅ローンの審査から目を背けています。
実は予測可能だった今回の事態
今回のことは容易に想像できたことです。そのために半年前から準備をしていました。
この事態は3つの要因から発生しています
1、住宅ローンをセールスが誘導できなくなってきた
2、比較サイトで住宅ローンを申し込むことができるようになった
3、お客様は自分でネットで申し込むようになった
住宅ローンの審査がわからないから金利や団信で選ぶ。本来きちんとして選択ができれば起こることがないであろう、仮審査否決が頻発するようになった。つまり審査が通る人にも否決が出るようになったのです。
否決になるとどうなるのか
マイホームを購入する予定と友人や勤務先の人に言っていたとします。そうすると『引越しはいつですか?』『住宅メーカーはどこですか』『いつ完成予定ですか、見に行きます』などと言われます。
これはキツイです。
でも審査が通らないとこういうことが起こります。で相談がきて中身を見てみるとそんなに難易度高くないケースも多くなります。ほんのちょっとのボタンのかけ違いでマイホームが買えないのです。
もうお気の毒としか言いようがありません。
対策とは
対策は簡単です。住宅ローンの基本中の基本、ローン審査がわかっている人に相談すればいいだけです。それがセールスなのか不動産屋さんなのかはわかりません。
でも自分ややったり住宅展示場にいる保険屋さんに相談するのは危険だということはわかっていただけることでしょう。
審査に通らないと家は買えないのですから家を買うための相談をすればいいのです。なぜ家を買うのに保険の相談になるのか理解不能です。それなら住宅ローンが決まってからすればいいだけの話です。
まとめ 住宅ローンは審査が通るところを選ぶことから始まります。特に注文住宅はその傾向が強いです。もしわからない場合は相談した方がうまく行きます。
この異変は今後の続くと思います。