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もしものための備えとして・・・見落としがちな個人賠償責任保険

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もしものための備えとして・・・見落としがちな個人賠償責任保険

前回のLIVEでは、地震保険について、お話しをしました。
その流れを受けて、損害保険関係の話題を取り上げて行きますね。

ちなみに、「保険」は大きく3種類に分けられます。

 生命保険・・・人の生死にまつわる保障。
        定期保険や養老保険、終身保険などがあります。
                        生命保険会社だけが扱えます。

 損害保険・・・偶然の事故などで生じる損害の補償。
        自動車保険や火災保険、賠償責任保険などがあります。
        損害保険会社だけが扱えます。

 第3分野の保険・・・医療や介護などの保障。
           医療保険やがん保険、介護保険など。
           生命保険会社でも、損害保険会社でも扱えます。

「保険」というワードで話題になるときに、
多くの方がイメージされるのは、
生命保険会社が扱っている商品であることが多いですね。

一方で、自動車保険や火災保険などの損害保険は、
入らなきゃいけないから入る・・・という感じで、
積極的に選んで入っているという方は、少ないように感じます。

さらには個人賠償責任保険なんて、入っているのかいないのか含めて、
そもそも意識していません・・・という方も多いのではないでしょうか?
私も昔はそんなタイプでした💦

ですが、個人賠償責任保険って、
実はとても保険らしい、起きたら大変なことに対する備えだったりするんです!

そもそも個人賠償責任保険って、どんなものかといいますと
人にけがをさせてしまったり、人のものを壊してしまった場合に助けてくれるものです。

例えば、

  • 自転車に乗っていて、歩いていた人にケガをさせてしまった

  • 歩いていた時にぶつかって人のカメラを壊してしまった

  • 子どもがキャッチボールをしていて、近所の家の窓ガラスを割ってしまった

なので、損害賠償をしなければならない・・・というときに活躍します。

「自分がケガをした」ではなく、「相手にケガをさせてしまった」というときに、相手方に対して支払われるというのがポイントです。

自分事ではないから、余計に後回しになるんですよね。
ですが、ある意味、自分や家族の身を守る効果があります。

こういう損害賠償って、「だいたい〇〇円くらい」になるから、
いざというときのために、貯蓄で備えようという計算が成り立たないものですね。

有名な事例として、2008年に神戸で起こった小学生の自転車事故があります。
衝突した歩行者は意識不明の重体になり、約9500万円の賠償命令が親に対して命じられました。

万が一のために、1億円を貯蓄で備えておこう!なんてことは、まず無理な話ですよね。

このように、自力で用意するのは不可能。
でも、万が一おこってしまったときには、支払わなければならない・・・という事態に備えることができるものです。

詳細は、契約する保険の約款をよく読んで確認する必要がありますが、
基本的には、「故意ではなく、過失により相手に損害を与えてしまった場合」が補償の対象になると考えておきましょう。
とても幅広い範囲がカバーされますね。

個人賠償責任保険は、世帯全員が対象となっているものが多く、
掛金も月150円~200円程度と、それほど大きな負担額ではありません。
まさに、お守りがわりに入る類のものですね。

ただし、2重3重に重複して入っても意味がありません。
まずは、今入っている自動車保険や火災保険のオプションをしっかり確認しましょう。
意識しないままに、個人賠償責任保険に入っていることもあります。
入っていた場合には、カバー範囲をしっかり確認しておきましょう!

もし全く入っていないようでしたら、クレジットカードの付帯保険で安く入れるものがありますので、検討してみるといいですよ。


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#個人賠償責任保険


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大空みさき
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