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キャッシュレス決済の落とし穴!使いすぎ対策はどうしたらいいの?
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キャッシュレス決済の落とし穴!使いすぎ対策はどうしたらいいの?
キャッシュレス決済は、本当に身近になりましたよね。
経済産業省の調査によると、
2023年のキャッシュレス決済比率は、39.3%(126.7兆円)なのだそうです。
内訳は、
クレジットカードが83.5%(105.7兆円)
デビットカードが2.9%(3.7兆円)
電子マネーが5.1%(6.4兆円)
コード決済が8.6%(10.9兆円)
やはり、圧倒的にクレジットカードのシェアが大きいですね。
こういうデータを見ると、
VISA(テッィカー:V)やMastercard(テッィカー:MA)の株を持っておきたくなりますが、それはいったん置いておきましょう(笑)
ちなみに、政府の目標としては、
2025年6月までに、キャッシュレス決済比率を4割程度にすること。
ほぼ近いところまで来ているので、目標に向けて着実に歩んでいるといったところです。
さらには、財務省が、通貨に関する実態調査というものを行っています。
これによると、みながキャッシュレス決済を使う目的は、「ポイントが貯まるから」
・・・まぁ、そうなりますよね。
令和5年度の調査を見ると、クレカ利用の理由として、46.8%がポイントが貯まることを理由に上げています。
個人的には、
現金(特に小銭)を持ち歩かなくても良いし、財布がパンパンにならない。
取引記録が残るので、家計簿が付けやすい。
というところも、キャッシュレス決済を極力使うようにしている理由です。
さて、一方で、キャッシュレス決済の不便・不安な点についても調査が行われています。
その中で注目すべき点は、次の2つです。
お金を使いすぎてしまう 22.4%
どれだけお金を使ったか分からない 18.1%
これって、まあまあの比率ですよね。
いくらポイントが貯まっても、必要以上にお金が出ていってしまっていれば、本末転倒です。
結果として、ムダ遣いが多く、貯まらない家計構造になってしまいます💦
では、支出をきちんと把握しながら、
かしこくキャッシュレス決済を取り入れていくには、どうしたらいいのでしょうか?
対策方法として、4つパターンを上げておきます。
キャッシュレス決済を使う支出と、現金を使う支出を費目で切り分ける。
使うキャッシュレス決済、カードの種類を減らす
1ヶ月のキャッシュレス決済予算を決めておく
家計簿アプリで全体を把握しながら使う
単体で取り入れてもいいですし、組み合わせていくのもいいですね。
1.キャッシュレス決済を使う支出と、現金を使う支出を費目で切り分ける。
例えば、光熱水費や通信費、対応していれば家賃など、固定費をクレジットカード払いにする。日常のお買い物は、現金で支払うという方法があります。
家電の買い替えなど、金額が大きな特別費も、クレジットカード払いにしておくと、ポイントも効率よく貯まります。
日常の支出を現金管理にすることで、どれだけ使ったかを、財布の残高で把握しようという考え方ですね。
固定費や大きな支出の分はポイントも貯まるので、
ポイ活のメリットもそれなりに享受できます。
2.使うキャッシュレス決済、カードの種類を減らす
ポイ活にこだわり始めると、使う決済の種類が激増する傾向があります。
クレジットカードは、1~2枚、あとは交通系1つとQR系1種類。
せいぜい、これくらいまでに絞っておけば、目が行き届きやすくなりますね。
ポイント還元率が高いもの・・・とあちこち使っていると、
1つ1つの使用額は低くても、合算するとあらびっくり!ということが起こりやすいです。
よっぽどの猛者以外は、シンプルに絞り込むのがおすすめです。
3.1ヶ月のキャッシュレス決済予算を決めておく
デビットカードや、チャージするタイプのQR決済であれば、
毎月一定額を入金して、その範囲内でしか使わない、という方法が取れますね。
管理が苦手な方は、使える「枠」を最初に固めてしまうのが有効です。
4.家計簿アプリで全体を把握しながら使う
キャッシュレス決済も現金も含めて、
1個所に情報を集めて見える化するには、家計簿アプリの活用が手っ取り早いです。
仕事柄、Excelが得意という方なら、クレジットカードの明細はcsvデータで落とせることが多いですから、それを集計して家計簿化するのも1つです。
いずれにしても、
毎週・毎月、支出の状況を確認する癖をつけることで、使いすぎを防ぐことができます。
アプリを使うと、費目ごとの支出傾向も把握しやすくなります。
支出傾向が見える化することで、削減計画を立てやすくなるのも良い点ですね。
無料で使えるアプリもあります。
その場合、紐づけできるカードなどの枚数が少ないことが多いので、2.の絞り込みも並行して行うと有効ですよ!
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