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1年でCFPになった話 ~その5:試験までの勉強の進め方~


1年でCFPになった話 シリーズ
その1:私について
その2:勉強するための最適な生活要素
その3:使用テキスト
その4:勉強方法
その5:試験までの勉強の進め方


1年でCFPに合格した実録記です。あくまで私のケースでこれが正しいとかではありません。ただ、ひとつのケースとして、皆さんのCFP受験勉強の参考になれば嬉しいです。


前回は具体的な勉強方法をお話ししましたが、今回は試験までにどんな感じで勉強を進めていったかをお話しします。

メインテーマは…


忘却との闘い、忘却との共存


です。
忘れることを前提に、それでもどうやって知識を積み上げていくかとの闘いでした。

今回は4課目掛け持ち受験した6月試験のケースでお話しします。


まず4課目を試験2週目と3週目の2グループに分けました。

6/09試験グループ1:不動産・ライフ
6/16試験グループ2:タックス・相続


で、前回お話しした勉強方法をやっていくのですが、これもざっくり3グループに分けました。

グループA
①200問程度ある「問題編」の「解答・解説編」を1問ずつ読み、解説内で分からない・理解できない言葉を全て調べて理解する
②「問題編」を1問ずつ解いていき、その都度「解答・解説編」を確認、ここでも理解できない&誤解していた言葉や内容を理解できるまで調べる
③前日解いた問題をもう一度解く

グループB
④「問題編」を1問ずつ解いていく
正解した問題は、正解の根拠が正しいかの確認、不正解の場合は、不正解の原因(誤解、用語忘れなど)を追究し、不正解原因を解消
⑤「問題編」を全問通しで繰り返し解いていく
正解=〇、正解根拠を迷って正解した問題=△、不正解=×とテキストに書き込む、全問〇になるまで繰り返し解く

グループC
⑥「模試・問題編」を1問ずつ解いていく
⑦「模試・問題編」を全問通しで繰り返し解いていく
⑧「模試・問題編」と「問題編」を全問通しで繰り返し解く


これらをそれぞれ組み合わせ勉強を進めていきます。(以降グループは1・2・A・B・Cと表記)

流れはこんな感じ。

1-A → 2-A → 1-A+B → 2-A+B → 1-B+C →  2-B+C

綺麗にこの通りではありませんが、ざっくりこのような具合です。
各工程内でも課目を変えながら進め、また、勉強工程が進むごとに、徐々に解答品質を高め、こなす問題数を増やしていきました。


なお、
各工程内で不動産→ライフ→不動産→ライフと課目を切り替えながら2周ずつ終わったら次の工程に進む。
1-B+Cの工程は、試験日の1ヶ月半ほど前から入る。
6/9試験の2週間前からは、最終追い込みで1-B+Cをひたすら繰り返す。
6/9試験終了後に2-B+Cを試験まで繰り返す。
という具合で勉強を進めていきました。

とにかく、ずっと同じ課目を繰り返しても、別の課目をやると結局忘れるから、忘れること想定して、半分でも覚えていたらいいや程度で、見切りをつけて次の工程に進めていました。


重要なのは…

ひとつの課目を1工程で、やり込みすぎない


でしょうか。やり込んだところで忘れちゃうので(笑)


なお、グループ1の最終追い込み期間を長めにとったのは、単純に課目の得意不得意の差、不動産・ライフどちらもあまり得意な課目ではなかったため、長めに最終追い込み期間をとりました。

ちなみに最終追い込み時期は、1日に2課目の問題全問やるを目標に解いてました。だいたい試験3日前くらいから目標通りに解けていた感じです。


あと問題を解いていくうえで、一番意識していたのは

正解の選択肢を答えるだけにならない


こと。


正解を答えるだけだと回答できる問題数が増えて、問題集&勉強やってる感はすごく得られる(笑)のですが、解答の数字を覚えていくだけで、まったく知識が身につかず、過去問とは違う問題文が出た時に正解に結びつかないと考えました。

なので、問題を解くスピードは考えず、正解の根拠が正しいか、何故間違ったかその原因を把握して、解消できているか。勉強中は終始これを意識して勉強を進めていました。

たまに、過去問だけやってると答えを覚えるから意味がないと話している方がいますが、それは正解の根拠を考えず、単純に問題を解いているだけだからと思っています。私は過去問とそれに付随する知識を得るだけで十分太刀打ちできると思っています。


いかがでしたでしょうか。自分なりに色々意識しながら勉強を進めていたつもりです(笑)問題を解くことよりも、知識を身に着けること、そこに一番注力していたのかもしれません。


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