50歳過ぎて住宅ローンを借りる時に注意すること①
人生100年時代なので、50歳過ぎてから家を買おうとする人もこれからますます増えてくるでしょうこ。十分な蓄えがあってお金を借りなくてもいいのであれば別ですが、住宅ローンを使わないといけない方に知っておいてもらいたいことがあります。
1.【ローン申込前に】カードローンなど他の借入を整理しておく
住宅ローンを借りるには、銀行などの審査に通らないといけません。
私が、お客様から住宅ローンの相談を受けて驚くのは
カードローンやキャッシング、リボ払いなどを利用しているお客様が本当に多いということです。
今は簡単にお金を借りることができる環境なので、
抵抗感なくお金を借りている人が多いのでしょう。
しかし、そのせいで住宅ローンの審査に落ちてしまう人が多いです。
皆さんが銀行やクレジットカード会社を利用する時には、
申し込みの内容、残高、返済状況などが
個人信用情報機関というところに登録され、これらの情報は金融機関相互で共有されています。
住宅ローンを申し込むと、申し込みを受けた金融機関は
あなたの過去の借入歴、現在の借入残高、今までの借入の返済実績
(「延滞していないか」「入金が遅れていないか」など)を確認します。
借入の延滞歴がある方は、まず審査に通りません。延滞の記録が消えるまで(5年とか10年)待つしかありません。
借入の件数や借入の金額が多い人、特にキャッシングとかカードローンの場合、
審査に落ちる可能性が高くなります。
だから、住宅ローンの審査を申し込む前に、その他の借入をできるだけ返済するなどして整理しておいてください。
そもそも住宅ローンという大きな借入を抱えるわけですから、今後のためにも借金を整理しておいた方がいいと思います。
(尚、個人信用情報機関に登録されているデータは、更新にタイムラグがあります。返済したからといってすぐに記録が消えるわけではありませんので注意してください)