借金にまみれていく人たち
住宅ローンの仕事をしていると、お客さんが他にどこでどんな借金をしているか知ってしまうわけです。
そして、
世の中の何と多くの人たちが巧妙に借金まみれの生活に引きずりこまれているか良くわかりました。
それも何ら危機感をもたずに。
最初は、ちょっと大きな買い物の分割払いから始まるんでしょう。
これは手数料もかからないし、まあいいかと。
その後、繰り返し分割払いの買い物を繰り返している内に、
月々のに支払いを安く抑えるためにリボ払いに切り替えてしまうんでしょうね。
リボ払い。。。。悪魔の仕組みです。
昨年、◯オンカードでクレジットカードを作った時に、初回の支払額がやけに少ないなと思っていたら、初期設定が「リボ払い」になっていたのに気がつき、慌ててコールセンターに電話して
「知らないうちに利息を巻き上げるなんて。これがあんたたちの手口か!」と無茶苦茶クレームしました。
私は、このリボ払いの存在がそのくらい許せない。
金利15%ですよ。
私が32年前に銀行に入社した時の銀行カードローンの利率が11.1%でした。バブルで高金利だった時代にですよ。
何でマイナス金利のこの時代に、リボ払いは15%なんでしょう?
ぼったくりか?
銀行であれカード会社であれ、金融機関は金貸しですから、やっていることの本質は、ウシジマくん、ミナミの帝王と変わりません。
ほら、萬田銀次郎のセリフ
「利息はトイチ。10日後に利息だけ入れてくれたらよろし。」
元金減らさずに利息だけ払ってくれる人の方が上客ですからね。
この場合、「上客」は「カモ」ともいえますね(金融機関からすれば)。
呑気にリボ払いを使っている人は、借金地獄に足を踏み入れていることに気がついて出来るだけ早くリボ払いから手を切って欲しいです。