シニア世代の投資について、“あり”だと思います
シニア層の資産運用については否定的な意見が多いです。
若い人は時間を味方につけることができる。運用で失敗しても十分リカバリーできる。シニア世代は若い人に比べれば時間的な余裕がない。
.....という理由からです。
いわゆる「リスク許容度」の問題のことでしょうが、
「リスク許容度」を決めるのは年齢だけじゃありません。
余裕の資金があって、生活に困りさえしなければ、
シニアであろうと運用はしたけりゃしたらいいし、したくなけりゃしなくていい。
(とはいっても、認知症で判断力がなくなってしまうリスクは別にありますので注意です)
今は、65歳過ぎても働いている人がたくさんいます。
定収があって、生活費に回さなくてもいい余裕の資金があれば、その一部を投資に回すのは全然ありだと思います。
ただし、運用のリスク管理ができない人がいきなり
大きな金額を投資に突っ込むのはやめましょう。
リスクも大きいし、
銀行や証券会社にとって「素人で運用やる気満々のシニア」は絶好のカモです。手数料をむしりとられるだけです。
だから自分で勉強しないといけません。
人にきいてもいいけど、自分に商品を売る人には絶対きかないこと。
シニアが投資をする時は、インデックスの投資信託じゃなく、
株式投資がむしろいいと思います。
(個人の好みや目的によりますが)
年齢を重ね現役を退いていくと、だんだん社会との接点が少なくなってくるからこそ、世の中の動きに関心が持てる株式投資はいいんじゃないでしょうか?
シニアが、将来を見据え未来に投資するなんて素敵じゃないですか。
もちろん株式投資はリスクも大きいので、
失っても構わない程度の金額で行うべきです。
私も2000年の前半ごろ、FXで自分の小遣いを増やしていた時期がありました。
儲かったら、そのお金で京都の祇園に飲みにいったりして......
今のこの年齢になってお金の使い方も変わってきたので、
もうあんまり飲みにいきたいとも思いませんが。
株式投資で損したら小遣いなし。そのかわり儲かったら、ちょっと贅沢な旅行をするとか、食事に家族といくとか、その程度の楽しみ方で小さくはじめたらいいと思います。
儲かったお金で、大切な人にプレゼントをするなんていうのも素敵です。