55歳から節約して貯金を増やす方法(性格タイプ別)
50代半ばを過ぎれば、出向や役職定年などで収入が下がり、支出を削減して家計を見直しを行わないといけない人も多いかと思います。
50歳から節約生活を行うのは大変です。長年のゆるんだ生活パターンの積み重ねで身についてしまった皮下脂肪を落とすようなものですから。
簡単ではないことは覚悟しなければなりません。
覚悟のいることだけに、自分の性格にあった方法で行うことをおすすめします。
支出の見直しのためのアプローチ方法はいくつもありますが、今回はダイエット方法に絡めて、3つの方法をお伝えします。
1.記録する、測る
①自分の体重を毎日記録する
②自分の食べたものを写真に撮るなどして記録する、
これだけでダイエットの効果があがるという方法があります。
家計の見直しについて言えば、家計簿をつけるのがこの方法に当たります。
家計簿をつける意味は、
①記録した結果を分析し支出の見直しにつながるというものと、
②記録をすることで支出の内容に関する意識を高めるというものがあります
支出の意識を高めるとは何か?
それは、日々のお金の使い方が本当に意味のあるものかを確認することです。
家計再生コンサルタントの横山光昭さんの「家計の再生方法」に、
日々の支出を
①消費
②浪費
③投資
の3種類に分類するというものがあります。
毎日の家計簿を見直して、
「これは消費、これは投資、これは浪費」と分類する癖をつけることで、
「浪費」を減らして、「投資」を増やしていくというものです。
家計簿を使ったこの方法は、緻密でコツコツと継続するのが得意な方に
おすすめです。
2.カロリー摂取量を強制的に減らす
半日断食の本が売れているようです。
半日断食は、体調の改善にもつながるそうですが、
減量にも効果があるそうです。
エネルギー摂取量が、エネルギー消費量を下回れば、当然体重は減るわけで、
支出が収入を下回れば家計は改善されます。
毎月赤字体質の家計は、単純に収入以上にお金を使っているだけで解決は簡単に思えますが、分かっていてもあるだけのお金を使ってしまうものです。
そこで、発想を変えて
収入から先に貯金分を抜いておいて、
残ったお金の中で生活することをおすすめします。
いわゆる天引き貯蓄法です。
このコントロールができるようになるまでは、
クレジットカードの支払いは毎月決まった通信費や公共料金支払い以外はやめたほうがいいでしょう。
天引きで貯蓄したお金は別口座に振り替えたり、定期預金にするなど簡単に手をつけられなくしておくことが必要です。
家計簿をコツコツつけれるタイプではないが、気合で乗り切ることは結構得意なタイプにはこの方法がおすすめです。
3.基礎代謝をあげて太りにくい体を作る
筋力をつけることにより食べても太りにくい体をつくる。
ダイエットでも、できればこの方法が理想かと思います。
この方法がいいのは、一度頑張って仕組みを作れば
自然と太らない状態を保つことが出来るというところです。
家計の見直しでいえば、
固定費を削減して貯金体質を強くすること
がこれに当たります。
代表的な固定費としては、
住居費(住宅ローンの見直しや住み替え、買い替えなど)
保険(ライフステージに応じた保険の見直し)
通信費(格安SIMへの乗り換えを家族分も含めて検討する)などが代表的なものとしてあげられます。
その他に、ほとんど使っていないスポーツジムの会費などもあります。
一度見直せば、効果はずっと続くものなので、ゆっくり時間をとって見直しをするだけの価値はあります。
4.結論
家計の見直しのアプローチはいくつもあるので、特定の方法に固執することはないと思います。
例えば家計簿が継続してつけられないから
家計の見直しができないと考えないほうがいいです。
まずは行動。
自分ができるところから手をつけていくことが重要です。