2024年にNISA制度がかわります
4年後に現在のNISA制度が改正されます。
投資信託の第一人者竹川美奈子さんのZOOMセミナーを受講しました。
そこで学んだことをベースに、今後NISA制度をどう活用すべきか考えました。
現在のNISA制度
NISAとは「少額投資非課税制度」の愛称です。
普通投資をすれば、解約時に得られる利益(または配当金)に対し約2割の税金がかかります。
NISAという制度を使えば非課税となり、本来かかっていた税金分がメリットとなるものです。
現在、NISAの制度は3種類あります。
今回の改正案
現在3つある制度が、2024年以降次のように変わります。
・つみたてNISAは現在の制度がさらに5年延長となっただけで、
制度の内容に変更はありません。
・ジュニアNISAは制度廃止。新規投資は2023年までとなります。
問題は、「一般NISA」の変更です。
ルールが色々あってややこしい。
・上場株式やREIT、ETFをNISA枠で運用したい人
・今、「一般NISA」を使っていて2024年以降どうしようかと迷っている人
は知っておいた方がいいです。
1.新規に投資できる期間が5年間延長となる
(2024年以降、2028年まで新規投資が可能となります)
2.2階建となる
(1)1階の枠が20万円まで、2階の枠が102万円まで(計122万円)
(2)1階と2階で購入できる商品が違う
①1階は「つみたてNISA」用商品を積立購入する
②2階は、「一般NISA」で使える商品がほとんど購入できる
(上場株式、REIT、ETF、公募型投資信託。
レバレッジ型の投信や上場株式のうち整理銘柄を除く)
(3)原則、1階の積立購入をしてから2階の枠を使用する
(1階の枠は全部使う必要はない)
(4)例外的に、個別株投資経験のある人、一般NISAを使用している人は
2階から使ってもい
これが新規に新型NISAを使う時のルールです(まだ詳細は決まっていない部分が
多いんですが)。
もう嫌になりますね。
「つみたてNISAでいいわい!」と言いたくなりますねw。
これに「ロールオーバー」のルールが加わると、さらに話がややこしくなります。
「ロールオーバー」のルールについては次回。