お金に困らない家計の思考①「収入を増やすことにこだわらない」
お金に余裕がある家計かどうかは、収入の多い、少ないには関係ないです。
収入が多くてもお金がたまらず、いつも不安な家庭は多いです。
反対に、収入が少なくても満足に暮らし、お金も貯まっている家庭も多い。
もちろん最低限の生活をするために収入を上げる必要がある家計もあるでしょうが、
収入さえ増やせばお金の悩みは無くなるだろうというのは違うと思います。
私自身、銀行員時代のピークはサラリーマンとしては相当な高収入をもらっていましたが、
その頃「お金の不安がなかった」というと違いました。
今よりもさらにいい生活をしたいという欲望や、銀行内での競争意識から常に何かに追われているような日々でした。精神的なストレスで夜の祇園などで無駄にお金を使うことも多かったです(まあ皆さんはそんなコスパの悪い無駄遣いはしないでしょうが)。
収入が多ければお金が貯まるひとつの要因にはなりますが、収入が増えることでかえってお金を無駄に使ってしまうことにもなりうるということです。
だから「収入が多いこと」イコール「お金に余裕がある」ということにはならない。
収入が高いからといって油断してはいけないし、
収入が低いからといってお金で悩まない生活をあきらめてはいけません。