ゲーム♟️で楽しく投資を体感する その1

「投資」ってなんだか難しいですよね。

今の学生は金融経済教育の授業で投資を学びますが、
投資を学ばずに社会人になった方も多いですし、なんとなくイメージはわかるけど実体験がないから不安と感じる人が多いと思います。

そこで、投資の概念を楽しく学べるゲームを紹介します。

最初に紹介するゲームは、
FOR SALE

人数:3-6人
年齢:8歳以上
時間:20-30分

所感
「安く買って高く売る」
このゲームでは不動産の売買を通して投資の基本を体験できます。
ルールはシンプルで、プレイヤー同士の駆け引きもあるので、結構盛り上がります。“ある人にとっての城は別の人にとってはダンボール箱”という言葉がこのゲームにぴったりです。高値で買った不動産が思ったほどの価値がつかなかった時の悔しさを味わうかもしれませんし、ただで手に入れたダンボール箱が高値で売れた時の満足感を味わうかもしれません。

ルール
前半で不動産を購入し後半はその不動産を売却して、お金を稼ぐゲームです。

準備
最初にお金を配ります。3-4人では$18,000、5-6人では$14,000ずつ配ります。
配られたお金はゲーム中、他のプレイヤーに見られないようにします。
プレイヤーが3人の場合は不動産カードとお金カードを6枚ずつ裏返したまま取り除きます。 4人の場合は不動産カードとお金カードを2枚ずつ裏返したまま取り除きます。
各不動産カードは、1から30までの価値があり価値は重複しません。
各お金カードは、0と$2,000から$1,000ごと、$15,000までの価値が2枚ずつあります。

前半戦
人数分の不動産カードを表にしてテーブルに並べオークションを開始します。
各プレイヤーは、不動産カードをみてオークションに参加するかパスするかを選びます。
順番は最初のプレイヤーから左回りです。
パスする場合はテーブルにある一番低い価値の不動産を取得します。
参加する場合は賭け金をテーブルに必ず出します。次のプレイヤーはオークションに参加する場合、前のプレイヤーの賭け金より多い金額で参加します。
一巡した場合、参加したプレイヤーはさらに賭け金を増やすか降りるかを選択します。
降りる場合は出している賭け金の半分(奇数の場合は切り上げ。$3,000であれば$2,000)を銀行に支払い、テーブルにある一番低い不動産カードを取得します。
最後まで残ったプレイヤーは賭け金を全て銀行に支払い、一番高い不動産を取得します。
オークションが終了したら、人数分の不動産カードを表にしてテーブルに並べ、一番高い不動産を取得したプレイヤーから次のオークションを開始します。
不動産カードが無くなるまで繰り返します。
手持ちのお金がなくなったらパスのみです。
残ったお金は手持ちのお金となります。

後半戦
人数分のお金カードを表にしてテーブルに並べます。
そのお金カードは不動産の売却額です。
各プレイヤーはテーブルにあるお金カードの対価に相応しい不動産カードを手持ちか選び、裏返してテーブルに置きます。
全員が揃ったら一斉にテーブルに出した不動産カードを表にします。
価値が高い不動産カードを出したプレイヤーから順次、高価なお金カードを取得できます。
同じように不動産売却をお金カードがなくなるまで繰り返します。
全ての不動産を売却してゲーム終了です。

勝敗
前半の残ったお金と後半に取得したお金カードの合計が最終の手持ちのお金です。
手持ちのお金が多い順番に勝者となります。

コツ
価値の高い不動産をどう手に入れるか、手番が最後だとそれなりの価値の不動産が手に入るのでお得になります。
最初の配付されたお金よりお金カードの方が価値が高いので、使い切ってもいいかもしれません。
また後半で、例えば、テーブルに高価なお金カードしか出ていない場合、ダンボール箱でも高く売れるということです。

2024/02/11

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