新社会人になる方へ
3月後半、引っ越しのトラックをよく見かけるシーズンです。
コロナ禍で転勤(転居を伴う)移動も、集中を避けるようになったかもしれませんが、「新入学」「新社会人(就職)」として、新生活を始める方も多い時期ですね。
私は、学校を卒業し就職したとき自宅から通勤していましたが、働き始めた時から、生活費(家賃・光熱費・食費)の金額を決めて親に渡していました。当時、月3万円だった記憶がありますが、今思えばかなり安く実家で暮らしていたと思います。(別途きちんと貯金するよう言われていましたが...。)
今はどうなっているんでしょうか?
就職後も親と同居する場合
「家にお金を入れる・入れない」
「月、いくらにするか」
前もって親子で話し合っておかないと、就職してしばらく経つと言い出しにくい(実行しにくい)という場合もあるようです。
離れて暮らすお子さま(学生時)に仕送りしていた場合
別居のまま就職しても、初任給が支給されるのは4月の下旬(給与支給日)なので、4月も仕送りしたり、
4月の初任給が支給されるまでではなく
「生活が安定するまでの、2~3か月親のサポートが必要」という話も聞きました。
就職を機に、転居する場合も勤務先からの「引越費用」「赴任手当」といった補助はあっても
一人暮らしを始めるにあたり家財道具をそろえたり、
「給与支給までの生活費」など、親が負担する費用もあると聞きます。
各家庭の方針・事情にもよりますので、一概に「こうするべき!」ということはありませんが、
「生活にかかるお金を管理する力」は、
親と同居していても別居していても必要です。
・学生時から一人暮らしで就職
・就職を機に一人暮らし
・就職後も同じ世帯で同居
どのケースも、「就職したら、お金の管理は子ども自身で!」といきなりのスタートは難しいので
・初任給が、いつ・いくらもらえるのか?
(4月はあまり控除されませんが、5月から社会保険料などの控除があります。)
・生活にどれくらいかかるのか?
(食事は健康管理も兼ねてるから食費管理も大切!)
そして、奨学金を利用していた場合は返済がスタートしてからのこと
(返済日・金額)も頭に入れておかないといけないですね。
(日本学生支援機構の場合、最終貸与から7か月後のスタート)
定額返還方式(月々の返還額が一定の返還方式)独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)の公式ホームページです。
新年度、小学生はお小遣いをスタートするのにもいい時期ですし、
新社会人の皆さまも、新生活のいいスタートが切れるよう、応援しています!