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「さぁ!資産形成をはじめよう」 4-⑩自分の負債を知る

みなさん、こんにちは。FPあきあお です。

前回は、自分の資産をそれぞれ入力してみました。改めて各資産を整理してみると、どこにどのくらい資産があるのか、割合はどのくらいなのかわかりますよね。


今回は「4.現状を把握してみよう」から、自分の負債について入力してみましょう。

FPあきあお 作成


各負債を把握する

ライフプラン作成シートのバランスシート(ワークシート)に負債を入力していきます。
家計の負債というと、真っ先に思い浮かぶのが住宅ローン。今現在の残高を入れてみましょう。
また、自動車ローン、カードローン、奨学金など該当するものがあれば入れてみます。

各負債額を入力

入力が完了すると、下の図のように、バランスシート(ワークシート)上に資産と負債の円グラフが出てきます。ご自身の各資産や負債の割合を視覚的に感じてみましょう。
恐らく、現金、預金などが多くを占めているのではないでしょうか。

「さぁ!資産形成をはじめよう」2ー②有料記事(デフレとインフレ)でも書きましたが、インフレ時代には、現金・預金などは資産の目減りを起こしてしまいます。
現金・預金は額面が変わらないため分かりにくいですが、物価が上がると目減りしていることになります。
じわじわ物価が上がると気付きにくいんです、、、

割合を視覚的に見てみる

下の表は、前回も掲載しましたが、資産と負債を入力すると純資産がわかります。純資産は家計の体力でした。それでは、いったい家計の体力はどのくらいあるといいのでしょうか?

家計の体力を知る方法として、自己資本比率という判断指標があります。
   純資産÷資産×100=自己資本比率(%)です。
自己資本比率 50%を目標としていくとよいと思います。そして、60%くらいあると理想的なバランスシートと言えるでしょう。
ぜひ、ご自身の家計の体力を調べてみてくださいね。

目標の自己資本比率は50%

純資産がマイナスということは、どういうことなのでしょうか?
下の図の赤い部分が純資産マイナスの状態です。
この状況は、資産をいくら保有していても、その資産は他人のものであるということです。収入が減少すると、急激に家計は悪化してしまいます。

資産は多くても、それ以上に負債が多ければ意味がない。。
バランスが大切なんですね。

資産と負債はバランスが大切

今回はここまでとなります。
収入、支出と同様に資産と負債もバランスが大切だということを知ってもらえたら嬉しいです。
次回は、これまでの復習をしていきましょう。


あきあお夫婦のほのぼのエピソード(不定期掲載)

資産形成に関するnoteの記事を書き始めて約3ヵ月。
資産形成には興味はあるけど、なかなか専門家に相談までは、、
そういう方のために自身でライフプラン表を作り、現状と課題と対策を考えてもらおうと始めたnoteも徐々に回数を増やしてきた。
毎回、投稿前に妻に見てもらい意見をもらっているそんな日のおはなし。

夫:今回もできたよ!どうかな?

真剣に読んでくれる妻
すごくいいねぇ!と言ってくれる日もあれば・・・

妻:全体的には分かりやすいけど、この部分はどう
  いう意味だっけ?
  もう少し●●っていうイメージの方が分かりや
  すいかも!
夫:お~、なるほどね。確かにそっちの方が分かり
  やすいね。

専門的にやってきたので、これは当たり前だと思っていた言葉でも、一般的には分かりにくいものもたくさんある。

夫:せっかく読んでもらうんだから、分かりやすく
  ないとね!ありがとう。
妻:個人的な意見だけどいいの?
夫:そんなことないよ!
  いろんな方に読んでもらいたいから、専門的に
  ならないようにしたいんだよね。
妻:了解!金融にうとい私でもわかるように書いて
  くれると嬉しい。
夫:それが僕の目標だからね。分かりやすい記事を
  頑張ります!

そう、妻は私のnote記事のファンであり、また編集
長でもあるのだ。
読者の気持ちになり、伝わりやすくなっているかという目線で読んでくれているのである。
毎回の編集長チェックをクリアーすべく日々奮闘!
感謝してるよ。ありがとねぇ~


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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