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「さぁ!資産形成をはじめよう」 4-⑥収入のチェック(前編)

みなさん、こんにちは。FPあきあお です。

前回は、1週間の支出の把握をしました。
慣れるまでは少し時間がかかるかもしれませんが、資産形成の1つであることを踏まえ一緒に頑張っていきましょう。

ちなみに、FPあきあお夫婦は、5年以上「収入・支出・資産・負債・資産運用」の変動を毎週日曜日の夜に管理しています。慣れるとほんの数分でできるようになりますよ。何がどれだけ増えた・減ったを一緒に確認し、今後どうしていこうかという改善策も話し合えます。


今回は「4.現状を把握してみよう」から、収入のチェック(前編)をやっていきましょう。

FPあきあお 作成


収入のチェック

資産形成の1つである収入について見ていきましょう。
まず、収入と手取り収入の違いについてです。

収入は、給与や事業収入などの全体の金額のことをいいます。
一方、手取り収入は、税金や社会保険料を差し引いた、自由に使うことができる(可処分所得)お金のことをいいます。

手取り収入=可処分所得

当然、自由に使えるお金である、手取り収入(可処分所得)が多い方が資産形成にとって良いこととなります。

この収入と手取り収入の違いを把握した上で、
次に、ご自分の給与明細書を見てみましょう。
「勤怠状況」「支給」「控除」の3つに区分されているかと思います。

3つに区分されている

勤怠状況

実際に働いた日数や残業などの情報が記載されています。この情報を基に給与が計算されるんですね。

支給項目

●基本給

会社の規程や雇用契約などで定められた基本となる月給額

各種手当
会社の規程で定められた手当

時間外手当
法定労働時間を超えて労働した際に支払われる賃金

役職手当
責任や権限に応じて支給される手当

通勤手当
通勤にかかる費用を企業が負担

資格手当
業務に活かせる資格を取得した場合に支給

住居手当
住居に関する補助

家族手当
配偶者や子供のいる従業員へ支給
(子供手当に変わりつつあります)



自分の収入を入力
ライフプラン作成シートの給与明細(ワークシート)を使います。
手元に準備した給与情報を入力してみましょう。
このエクセル上で、カーソルを右側に持っていくと、賞与を入力する欄もあります。
同様に賞与情報を入力しましょう。

支給部分を入力

今回はここまでとなります。
次回は、控除欄を埋めていきましょう。

ここで考えてもらいたいことは、手取り収入を増やすにはどうすればよいのかということです。

もちろん、収入自体を増やすことも正解ですが、他にはないでしょうか?
もう一度、上の図「収入をチェックする」をじっくりと見てください。
答えは次回のお楽しみということで…



今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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