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「さぁ!資産形成をはじめよう」 4-⑦有料記事(源泉徴収票)

みなさん、こんにちは。FPあきあお です。

こちらの記事は有料となっております。
尚、無料記事を読んでいただくだけでも、ライフプラン表は作っていけますのでご安心を。
有料記事は、資産形成でさらに学習を深めたい方に向けたものにしております。


今回は、会社員が働いた対価として受取る給与の所得税を算出する工程について書いていきますね。
給与所得控除、所得控除など具体例を基に見ていきましょう。


サラリーマンの生涯賃金は、2億円~3億円になるといわれています。
ところで、生涯で最も支払額の多いのは何だと思いますか?
人生の三大資金である、住宅ローン?教育資金?老後資金?でしょうか?

生涯賃金は2~3億円

正解は、税金と社会保険料です。

国民の所得に占める税金・社会保険料の割合である「国民負担率」は令和6年度45.1%の見込みです。
令和4年度の48.4%は下回っていますが、所得の約半分近く支払っているんですね。
世の中、資産運用ブームのようですが、まずは税金や社会保険料を知っておくことも金融リテラシーを高めることになると思います。

令和6年度の国民負担率は45.1%の見込み


給与所得の所得税計算

所得は以下の10種類に区分されますが、ここでは会社員の所得税について考えてみましょう。
所得の区分としては 5 給与所得になります。

10種類の所得

下の図の一番左が働いた対価である給与全額になります。
所得税は給与全体に対してかかるのでは無く、給与所得控除(緑色の部分)や所得控除(黄色の部分)を差引いた後の金額に対して税率をかけます。
手取り収入を増やすにはどうしたらよいかを考えながら見ていきましょう。

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