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「さぁ!資産形成をはじめよう」 4-⑥収入のチェック(後編)

みなさん、こんにちは。FPあきあお です。

前回は、収入のチェックということで、手取り収入(可処分所得)について確認しました。また、ご自身の支給部分について入力をしてもらいました。

そうそう、手取り収入を増やす方法として、収入自体を増やす以外に見つかりましたか?
正解は税金・社会保険料にあります。この部分を抑えることができれば、手取り収入を増やすことができますね。
どうだったかな?と思われた方は、もう一度、収入のチェック(前編)の「収入をチェックする」を確認してみましょう。

脱税や未納は絶対にいけませんが、ルールに則った節税や控除はやっておくべきですよね。年末調整や確定申告の時にモレがないようにしたいところです。


今回は「4.現状を把握してみよう」から、収入のチェックのうち、控除部分について入力してみましょう。

FPあきあお 作成


控除部分の確認

控除項目には、社会保険料や税金、民間保険料などがあります。

控除項目を見ていきましょう

控除項目

社会保険料
●健康保険料
病気や怪我、療養で仕事を休む、出産時等に生活を安定させるための保険料
●介護保険料
介護が必要になった時に介護サービスを利用できるための保険料(40歳から)
厚生年金保険
高齢者の生活を支えるための保険料
(加入者が障害や死亡した時も給付)
●雇用保険料
働く人の生活や雇用の安定、育児休業・介護休業時の給付のための保険料

税金
●所得税
個人のその年の所得に対してかかる税金。
会社員は源泉徴収される。
●住民税
個人の前年の所得に対してかかる税金。

民間保険
●生命保険
一部の民間保険会社では給与引き落としできるところもある。


自分の控除項目を入力

ライフプラン作成シートの給与明細(ワークシート)を使います。
手元に準備した給与情報を入力してみましょう。
このエクセル上で、カーソルを右側に持っていくと、賞与を入力する欄もあります。
同様に賞与情報を入力しましょう。

控除部分を入力

今回はここまでとなります。
次回は、源泉徴収票を学習していきましょう。
会社員であれば、そろそろ源泉徴収票をもらう時期ですよね。
どういった情報が記載されているのか、一緒に確認してみましょう。



あきあお夫婦のほのぼのエピソード(不定期掲載)

賃貸派が最も恐れていることが起きた時の話です。

夫:郵便受けに、住宅管理会社からの郵便が入って
  る。この時期に来るということは、恐れている
  あれかな。
妻:前に話していた家賃の値上げのこと?
夫:そう。想定の範囲内だといいけどなぁ。

恐る恐る開けてみた。やはり家賃値上げの通知だった。想定内とは思いつつも、家計への影響は間違いなくある。

夫:約6%家賃が上がるわ。。世の中インフレだから
  已む無しだね。
妻:支出で抑えられるところを、もう一度見直さな
  ければね!
夫:お~、さすが金融リテラサー??頼もしい!
  よろしくお願いします!
  僕もこれまで銀行でのマーケット運用経験を活
  かして資産運用頑張るよ。

お互いに得意分野や取り組めるところからやっていき、このインフレの壁に立ち向かおうと、ふらっと立ち寄った焼き鳥屋さんで誓ったのである。
お〜い、まずそこから見直さんか~い!


今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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