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「さぁ!資産形成をはじめよう」 1-③資産形成とは

みなさん、こんにちは。FPあきあお です。

前回は、まず始めることについて書いてみました。平均的な数値にとらわれず、自分の人生観に沿ったライフプランをイメージすることが大切だとお伝えしました。自分自身の「今」の現状を知ることはとても重要です。この機会に、自分の人生観も含め感じてもらえたら嬉しいですね。

今日は「資産形成とは」について考えてみたいと思います。


資産形成の中身は・・

資産形成と資産運用が同じだと思われている方はいませんか?
ここは、すごく大切でして、例えば、「資産運用・投資が成功した!」と満足していても、それだけでは資産形成の成功とは言えません。
どういうことかというと、資産形成には、次の4つのキーワードがポイントになります。

 ●収入
 ●支出
 ●資産と負債
 ●資産運用


これらをバランスよく管理し、長い時間をかけて資産を積み上げ、将来の選択肢を増やし豊かなものにすることが、資産形成の成功なんです。
資産形成は、少しでも早く計画的に取り組むことが重要で、充実した人生を送るためには欠かせないものなんです。

4つのキーワード

この4つのキーワードをバランスよく管理とは、どういうことでしょうか?

「収入」は、多いに越したことはありませんが、長期的に負担の大きい仕事を続けることは困難ですし、健康を害してしまっては全く無意味です。

「支出」は、贅沢な生活を続けていると、年金生活になった時に生活水準を落とすことができず苦労することになります。

「資産負債」は、今どのくらいあるのか、内訳は把握しているのか、資産は有効活用できているのか、負債の圧縮はできないのかなどを考える必要があります。

「資産運用」は、どのような方法が自分に向いているのか、無理のない範囲はどの程度なのかなど知っておく必要があります。

これらは、1つだけを完璧にやっても、1つだけ欠けていても、資産形成はうまくいきません。
4つのキーワードをバランスよく管理する必要があるとは、このような点からきています。

さて自分の資産形成の健康状態はいかがでしたか?

安心してくださいね。今後1つずつチェックしていきますので!


4つの『方(かた)』

前回も触れましたが、高額な年俸をもらっているスポーツ選手でも多くの人が自己破産しているようです。

特に海外の多くの選手は、貧困層家庭から一代で巨額の富を得たたため「お金の使い方・管理」を知らないことが原因だと思われます。
現役時代の生活から変われない、儲け話を持ちかけられ、わけもわからずお任せして投資に失敗するなどが要因ですが、これらは私たちにも全く無縁だとは言い切れませんよね!

次の4つの「方(かた)」は、資産形成の1つ1つを表したものになっています。これらを一緒に学んでいきましょう♬

4つの「方」

しかしFPやっていると、お金は稼ぐこと以上に使い方が大切だと改めて感じますね。。


あきあお夫婦の ほのぼのエピソード
 (
不定期掲載していきます)

前にも書きましたが、妻が在宅勤務なので、ほとんどの時間を一緒に生活しています。妻は介護のスペシャリストですが、資産形成については素人。。ということで、一番身近な人に資産形成を話し、わかりやすい内容になったのか、毎回チェックを受けています!
たまに、妻のちょっとした資産形成ばなしが、ほっこりしたり、面白い時もあるので、会話形式で書いていきますね。

羨ましい・・・出来事

妻が以前ケアマネージャーをしている時の出来事。

妻:以前担当していた利用者のご家族から手紙がき
  た!
夫:なんて書いてあるの?
妻:利用者さん亡くなられたんだって。これまで大
  変お世話になりましたってお手紙きた。

そこには、ご家族の方の気持ちや感謝の言葉が綴られていた。

夫:そっか、連絡あって良かったね。
妻:うん、こういうお手紙なんだか嬉しいね!
夫:ご家族の方としっかり向き合ってきたからこそ
  だよね。羨ましい…
  僕はどちらかと言うと、情報端末画面とにらめ
  っこでマーケットをひたすら追いかける感じだ
  なぁ。いつかは人と向き合える仕事をしていき
  たいなぁ…
妻:いつかできるといいね。

この出来事から数年経ち、独立することとなった今、チャンスが訪れた。

そう、これが資産形成についてnoteを通じ、みなさんと一緒に考えていきたいと思うきっかけになった出来事の1つである。

初回は、ちょっとほっこりするお話をさせていただきました。

さて、次回から「2.ライフイベントってなに?」に入っていきます。人生にはどんなイベントがあるのか、一緒に見ていきましょう。


P.S.ライフプラン作成シートは「さぁ!資産形成をはじめよう」のすすめ方についてに添付しております。

今日も読んでいただき、ありがとうございました。

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