【ウマ娘血統】凱旋門賞2022【枠順確定】
日本競馬の夢のレース。
凱旋門賞が、とうとう今週末に開催です!!
今年こそ、悲願の日本勢初勝利に向けて!
コンが見どころと、日本馬をご紹介します。
今年の凱旋門賞、出走日本馬は全部で4頭です。
今年のダービー馬、ドウデュース。
GⅠ3勝、タイトルホルダー。
2年連続挑戦、ディープボンド。
最年長、7歳ステイフーリッシュ。
この4頭です。
【枠順確定】
確定した枠順がこちら。
ドウデュースはゲート番3。
ディープボンドはゲート番5。
タイトルホルダーはゲート番10。
ステイフーリッシュがゲート番20。
20頭立ての20番。
まさかの大外枠。
【最新オッズ】
レース前日、10/1の朝8時に確認した単勝オッズです。
1番人気はずっとルクセンブルクのまま。
すこし、2番以降との差は縮まってきた。
2番人気はGⅠ5勝アルピニスタ。
3番手グループは混戦。
3番人気は、昨年の覇者トルカータータッソ。
4番人気は、日本の現役最強馬タイトルホルダー。
5番人気は、今年のフランスダービー馬ヴァデニ。
6番人気は、アイルランドダービー馬ウエストオーバー。
他の日本馬は…
ダービー馬ドウデュースは、11番人気。
ディープボンドが、18番人気。
ステイフーリッシュが、最下位20番人気。
【有力馬解説】
1番人気:ルクセンブルク(牡3・アイルランド)
1番人気、ルクセンブルクを無視して、
今年の凱旋門賞は語れません。
ルクセンブルクは…
2歳時に、GⅠフューチュリティトロフィーを制覇。
GⅠイギリス2000ギニーはアクシデントもあって3着。
ダービーは脚部不安の為、回避。
復帰戦のGⅢロイヤルホイップステークスで勝利。
前走のGⅠアイルランドチャンピオンステークスで、同じ3歳馬のフランスダービー馬のヴァデニや、GⅠパリ大賞を勝利したオネストをねじ伏せ勝利。
完全復活を見せつけ、今年の凱旋門賞の大本命に!
2番人気:アルピニスタ(牝5・イギリス)
2番人気、GⅠ5勝の5歳牝馬アルピニスタも要注目です。
アルピニスタは…
去年、ドイツのGⅠを3連勝と大活躍。
今年は、サンクルー大賞とヨークシャ―オークスを制し、GⅠ5連勝を達成。
ヨークシャーオークスからの直行ローテ。
同じローテでエネイブルが2017年1着、2019年2着。
シーオブクラスが2018年2着。
さらに、過去10年で牝馬が6勝。
実績、ローテ、性別。
期待したくなる要素がテンコ盛りなレディ。
3番人気:トルカータータッソ(牡5・ドイツ)
昨年の凱旋門賞馬。
トルカータータッソには、連覇の期待が集まっています。
トルカータータッソは…
直近のGⅠで2戦2着と好調をキープ中。
凱旋門賞は、連覇をしたエネイブルやトレヴや、2年連続して2着だったオルフェーヴルのように連続して活躍する馬が多いです。
昨年の凱旋門賞で3着以内に入った出走馬で、今年も出走するのはトルカータータッソだけ。
また鞍上は、凱旋門賞最多勝記録を持つL.デットーリ騎手。
連覇への期待は、当然高まっていくわけです。
5番人気:ヴァデニ(牡3・フランス)
ヴァデニは…
今年のフランスダービーで、2着に5馬身差をつけ圧勝。
古馬との初対戦となったGⅠエクリプスステークスでは、
GⅠ3勝のミシュリフや、ドバイターフ2連覇ロードノースを破り、GⅠ連勝を収めました。
ただ、前走の愛チャンピオンSでは。同じ3歳のルクセンブルク、オネストに破れ3着に終わりました。
血統的に凱旋門賞の2400mは長すぎるのでは?
という不安の声の少なくないようです。
6番人気:ウエストオーバー(牡3・イギリス)
ウエストオーバーは、今年のアイルランドダービー馬です。
彼と鞍上には、コンは超注目しています。
ウエストオーバーは…
英ダービーでは、3着に沈みました。
正直、敗因は…ホーンビー騎手の騎乗にありました。
案の定、メディアやファンから大バッシングをホーンビー騎手は受けました。
アイルランドダービーでは、鞍上が変わりました。
アイルランドの名手コリン・キーン騎手を背に、7馬身差の圧勝。
しかし、凱旋門賞でウエストオーバーに騎乗するのは…
あのホーンビー騎手!
「デビュー戦の前から乗ってきましたし、彼のことを自分はよく知っていて、それが武器になると思います」とコンビ復活を大喜び。
イギリスダービーの騎乗で酷評されたホーンビー騎手ですが、
彼は彼なりに、その後活躍をしていました。
ウエストオーバーとのコンビ解消後、GⅠを2勝しています。
コンビの座を取り返した鞍上と、馬との絆。
そういうモノに期待してしまいますね!
【ウマ娘ファン向け情報】
ウエストオーバーのお父さんは、フランケルです。
ウオッカに3頭子供を産ませた、あのフランケルです。
ウオッカから見ると、ウエストオーバーは旦那さんの連れ子的な感じなのでしょうか?
【日本馬解説】
4番人気:タイトルホルダー(牡4)
現時点で4番人気。
【有力馬解説】の方に入れてもいい期待馬です。
タイトルホルダーは…
春天、宝塚記念の国内GⅠ2戦で圧勝。
それが評価され、最初の頃は1番人気となってました。
本番が近づき前哨戦で好調のライバルが評価を上げ、
逆に休み明けで参戦するタイトルホルダーの評価が下がった状態。
日本馬にとっては、欧州の重馬場に適応できるかがポイントになります。
タイトルホルダーには、凱旋門賞勝ち馬であるモンジュ―、トニービン、ミルリーフの血脈が流れています。
血統からも適応する可能性は十分あると言っていいでしょう。
実績的にも、血統的にも、オッズ的にも、
日本遠征軍総大将といえるタイトルホルダー。
念願の日本勢初制覇に、期待です!!!!!!!
【ウマ娘ファン向け情報】
タイトルホルダーはウマ娘血統馬です。
父母母がエアグルーヴ。
母父父がモンジューです。アニメで言えばブロワイエです。
日本勢初優勝の夢エルコンドルパサーを打ち砕いたモンジュー(ブロワイエ)の血が流れる、ロマン的にも血統論的にも素晴らしい血統です。
11番人気:ドウデュース(牡3)
今年のダービー馬。
古馬よりも3キロも斤量が軽くて済む、若き三歳素質馬。
ただ、前走GⅡニエル賞では4着。
重馬場に対応できるのか、不安の声も上がり始めています。
ゲート番号3を、ゲット。
凱旋門賞は、内枠有利です。
内が有利なのは、印象ではなくて、物理的に明確です。
内の馬場状態が、すごくいいからです。
凱旋門賞を大切にするパリロンシャン競馬場は、レース当日まで芝の保護を続けます。
前日には、内から17mに柵を立てる徹底ぶり。
そして当日には、その部分を解放。
内枠であれば、最短距離で整備された内側の馬場を走る事ができます。
昨年のトルカータータッソは12番ゲートから差し切りましたが、
その前の4年間は、6番より内枠の馬が勝っています。
ちなみに、日本馬は過去29頭、凱旋門賞に挑戦してきました。
でも、ゲート番号3は1頭もいませんでした。だからなんだって話ですが。
日本のレジェンドジョッキー、10度目の挑戦となる武豊騎手。
スペシャルウィークと共に、初めてダービーを勝ったのが10度目の挑戦でした。
今夏のワールドオールスタージョッキーズで、30年ぶりに優勝した衰え知らずの名ジョッキーの悲願達成、この目で見たい!!!!!。
18番人気:ディープボンド(牡5)
2年連続挑戦。
去年は、前哨戦のG2フォワ賞で勝利。
しかし凱旋門賞は、14着の大敗。
その後は、帰国初戦GⅠ有馬記念で、2着。
今年も春天で、2年連続となる2着の好走。
そして、2年連続となる凱旋門賞挑戦。
ですが、ローテが去年と違います。
今年は、前哨戦なしです。
4着に終わった6月の宝塚記念からの、ぶっつけ本番。
ちなみに、3か月以上の休み明けで凱旋門賞を勝ったのは、76年前の1946年のカラカラが最後になります。
無敗の3冠馬コントレイルが同期にいたせいで、すこし影が薄いディープボンド。
悲願達成で、一気に世代の代表格に走り出て欲しいです。
【ウマ娘ファン向け情報】
タイトルホルダーはウマ娘血統馬です。
母父キングヘイロー。
母母母父マルゼンスキー。
18番人気:ステイフーリッシュ(牡7)
今年の参加場で唯一7歳。
最高齢参加馬となりました。
枠順、まさかの大外枠。
20頭立ての20番ゲート。
枠の不利もあって、現在最下位人気。
でも、鞍上のC.ルメール騎手とのコンビで、海外重賞をすでに2つも勝っています。
けして舐めてはいけない、堅実な古参兵です。
調教では、抑えるのに苦労するほど、
元気すぎるくらいのパワフルさ。
まだまだ若いもんには負けない!
ベテランの走りに期待ですね。
【さいご】
というワケで、凱旋門賞情報でした。
日本競馬界の悲願、凱旋門賞制覇!
今年こそは!!!!!!!
では、今回はここまで。
おしまい。
ばいばい、またね。