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焚き火について書きたい①

焚き火が好きです。


キャンプを好きな方の中には、
焚き火を主な目的としてキャンプに行くという方もいらっしゃるそうです。

焚き火には、それくらい魅力があります。

焚き火には、各個の流儀、楽しみ方があるでしょう。


僕の場合の楽しみ方を、求められていなくとも、勝手に語ります。笑


幸い、いつでも焚き火ができる環境におります。

そんな環境を求めて、ここに住んでいると言ってもいいのです。

キャンプ場まで出かけずとも、庭に出ればそこがキャンプ場。


本日の焚き火は、こんな感じ。

地面に、そこら辺の石で組んだ炉で火を炊く。

おしゃれな焚き火台を使う訳ではなく、
地面に穴を掘り、周囲に落ちている石を並べて組んで作った岩炉です。

延焼しないように。
樹木の根や土の中の微生物を痛めないように。
一応、底面までぐるりと石を組んであります。


【地面への近さ】が、自然との一体感なんじゃないかと、最近感じるんです。

だから、焚き火台で地面から高さを出さない方が、自然。

そして人間も、できれば地べたに直接腰を下ろす方が、自然を身近に感じる気がします。

本当は、地べたにシートでも敷いて、どかっとあぐらをかいたり、寝転べば最高。

今回は、なるべく低い椅子にしました。お尻が冷たいから。


焚き火で燃やすのは、乾燥した薪ではなくて、そこら辺に落ちている枝など。

乾燥した薪は、室内の薪ストーブで焚いて暖を取りたい。外で燃やすには勿体無い。

湿気たものを燃やすと、煙が出ます。
燃焼温度も上がらない。
煙は煙突の詰まりの原因になるので、湿気たものは薪ストーブでは燃やせない。
しっかり乾燥した薪を薪ストーブでは焚きたい。

なので、屋外での焚き火では、湿気たものを燃やします。


しかも、僕の焚き火の快感のひとつに
『落ち枝などのゴミを燃やし尽くす=お庭がきれいになる』
と、お掃除の気持ちよさも含まれているのです。

炎がごうごうとは燃えずにちろちろ。煙がもくもくと出ます。


焚き火は、浪費・散財であり、掃除であり、断捨離であり、破壊であり、ゲームです。


折角拾い集めた落ち枝を火に焚べる時、贅沢してるな〜と、無駄遣い?浪費の快感があります。
貯めたお金を散財しているような背徳感です。

どんどん燃えて消え去っていく。
そこには前述の通り、片付いていくお掃除の快感もあり、何かを捨て去り物を減らして身軽になっていくミニマリスト的な感性にも訴えてきます。

そして、燃やして物としての形を無くさせることは、奥の方に眠る破壊衝動にも繋がっているかもしれません。

そして、如何にきれいに真っ白な灰だけを残して燃え尽きさせるか、これは燃焼という現象をコントロールして楽しむ非常に戦略的なゲームのようです。

今回は真っ白に燃え尽きず、黒い炭を少し残してしまった。反省。


焚き火については、まだまだ語り足りません。笑

また勝手に語らせてくださいませ。


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