ソウル旅行記(8/24~26)その1 事前編
8/24~8/26まで、韓国、ソウルに行ってきた。これは、そのときの記録である。
6月末に休日出勤したのでその分の有休を8/26に取ることにした。3連休だが、さてどうしようか。
旅行へ行くにも、しょうじき、あまりどこへ行きたいというものがないのですよ。
それでも「サンライズ出雲」に乗ろうかと漠然と思っていたが、発売日を過ぎていて寝台券は手に入らない。
もう青春18きっぷであちこち行くのもしんどいしなあ……
などとつらつら考えて、航空料金が検索できるサイト「スカイスキャナー」で8/24~8/26で検索してみると、韓国にやけに安い切符があったのを発見。成田空港から清州行きで、「エアロK」という聞いたことのない航空会社。
惹かれるものがあるが……どうしようか。
そもそも清州って、どこだ? ソウルや釜山には行けるのか。
調べてみると、空港から高速バスかKTXで1時間20分程度でソウルに行けるようです。ソウルに行くのも悪くないかもしれない。
翌日見たら、1000円ほど値上がりしていた。えいままよ、と予約を入れてしまった。
行きは1305成田空港発、1530清州空港着。帰りは1615清州空港発、1845成田空港着。
初日到着が午後なのがちょっと引っかかるけど、まあ安いから仕方がない。仁川発着で都合のいい時間帯なら4万くらいする感じ。2泊3日の旅行では、ちょっと高い。
しかし、清州空港からソウル行きのバスは1455が最終だという。なぜこんなに早いのかわからないが、つまりソウルに行くにはKTXしかなさそうだ。
あと、清州空港行きのバスが出るターミナルはソウル駅から遠い江南にあるそうで、じゃあ帰りもKTXになるのか。
2019年に持っていたパスポートが期限切れになったので更新したら、すぐにコロナ禍に突入してしまったので、使う機会が全くなかった。取らなきゃよかったかなと思いつつ、ひょっとしたらもう海外旅行に行く機会はないかもしれない、と漠然と思っていた。
戦争やら円安やらで海外は「行く」ものじゃなくて「来る」ものになりつつある。
しかし、この辺で行ってみても、いいのかも知れない。
円安も一段落したようだし、いいタイミングかとも思う。
それに、このところ、できることはなるべく早くやった方が、という気分にもなっている。
不安材料はあって、まず、ハングルが読めない。中華圏だったら漢字でどうにかなるのだが。
あと、ソウルでなにをするんだ? とくに興味を惹くものもないなあ。戦争博物館は以前行ったし、K-POPも韓流ドラマも興味がないし……と思案していて、思い出した。
そうそう、「射撃」をやってみたかったんだ。
韓国にはソウルや釜山に観光客向けの射撃場がいくつかあって、本国で銃を撃てない日本人はお得意様だとか。
調べると南大門市場と明洞にある。
ひとり旅なら食にも限界がある。おひとりさまが歓迎されない土地柄と言うのは知っているし、コンビニかロッテリアか屋台で済ませるか。
宿をどうするか。
日本で予約しておく必要がある。現地で宿を探しても、疲れるだけだ。
それに、もうドミトリーには泊まりたくないお年です。
Agodaでネット検索したら、ソウル駅のすぐ近くに安い宿を見つけたので、そこに2泊の予約を入れた。
場所は、わかりやすいし、どこに行くのもいろいろ便利だろう。
で、事前に決めたスケジュールはこんな感じ。
8/24
8時台? 家を出る
902 品川から横須賀線成田空港行きに乗る。
1040 空港第2ビル着。第3ターミナルへ。
1305 成田発
1530 清州空港着
1600 清州空港駅発 バス
1638 五松駅着
1712 五松駅発 KTX
1806 ソウル駅着
南大門市場あたりをぶらついて夕食を取って、ソウル泊
8/25
終日ソウル。適当にぶらつく。
ソウル泊
8/26
昼頃? ソウルからバスか鉄道で清州空港へ
1615 清州空港発
1845 成田着
東京駅から成田空港へ行くバス、以前は1000円だったのだが値上げを繰り返し、1500円になってしまった。これなら品川から総武、成田線直通の横須賀線に乗った方がいい。
韓国は2010年に一度行っている。
3泊4日で、釜山と江陵、ソウル、それに38度線に行った。ずいぶんと駆け足だったという印象が強い。特にソウルは、ソウル駅と三角地の戦争博物館、あと明洞しか行かなかったようなものなので、こんどはもう少し詳しく回ってみたい。
引き出しの中に、そのとき両替してそのままにしておいたウォンが残っていた。お札と硬貨、ぜんぶ合わせて8000ウォン程度。いまのレートなら750円くらいか。
あと、Tマネーカードという交通系ICカードも以前の旅行で使ったのだが、出てこなかった。今回は2泊3日なので、別に要らないかと思ったのだが、これが後悔の種になる。
しかし海外旅行とは簡単なものになってしまった。極端な話
・パスポート
・お金、カード
・スマートフォン
この三つさえ持っていけば間に合ってしまう。無論スマホは現地で通信可能な状態で、電源を切らさないことが条件だが。
契約しているahamoは韓国でもローミングをONにすれば、そのまま使えるそうだ。
で、持っていくもの。
・パスポート
・現金
・カード
・スマートフォン
・MacBook
・iPad
・充電ケーブル
・変換プラグ
・モバイルバッテリ
・筆記用具
・航空券、宿の予約証のプリントアウト
・着替え
・本
くらいだろうか。
極端な話、着替えはあちらで買う、という手がある。
韓国ガイドブックはどうする。
本屋に並んでる韓国ガイドを見たらコスメとか自分には関係ないことばかり載っている。そして「地球の歩き方」の韓国版には「韓国についての情報はネットにいっぱい載ってるから調べて」と書いてあって、衝撃を受けた。『地球の歩き方』が、だよ。
Kindle Unlimitedに『まっぷるソウル』があったので、読んでみる。これも韓流スターの聖地とか当方には関係ないことばかり載ってるが、電子書籍なので嵩張らず、スマホでも読めるし、必要な部分だけ目を通せばいい。これがいちばん重宝した。