Fox Kana

イギリス人の夫とFox English School という英会話教室をしているKan…

Fox Kana

イギリス人の夫とFox English School という英会話教室をしているKanaです。 趣味は映画鑑賞、読書(村上主義)。仕事をしながら好きなことを書いています。 イギリス留学→ウェブライター→結婚→5年のイギリス在住と出産→大分で英会話教室経営 書くこと読むことが好き

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私が海外旅行でまず最初にやること

海外旅行に行くことが、自分にとっては一番ワクワクする人生のイベントだ。 「どんな場所なんだろう?」「どんな人がいるんだろう?」「食べ物はどんな味だろう?」 そんな想像をしながら旅行の計画をしている時、現地へ向かっている飛行機の中、あるいは待っている空港での時間。どの時間も私は大好きだ。 海外に行くと、日本では気づかないことに気がつく。感性が鋭くなっているのか、休暇でリラックスしているからなのか。 私が海外に行って感じるのは、匂い。 空港に降り立った時、ホテルまでの道

    • 休暇の終わりのブルーな気持ち

      まとまった休みが取れたら、旅行に行く計画を立てることが多い。 それで休暇が近づいてくると、残りの日を数えてワクワクし、実際に休暇の間は大いに楽しみ、それは良いのだが、終わりに近づいてくると悲しい気持ちになるのはなぜなんだろう? 「ああ、もうすぐ終わってしまう。こんなに楽しかった休暇が」 とか、 「いっぱいお金を使ったなあ。帰ったらまたお金貯めないと」 とか考えて、現実に引き戻されるような気持ちになり、次第にブルーになり、少し悲しくなってしまうのである。 けれどよく

      • 世界の素敵な日本人

        「素敵な」というのはイギリス英語で「Lovely」と言う。 「新しい先生はどう?」「She is lovely.」といった感じで、優しい、空気が読める、いつも機嫌が良い.... そんな良い印象をまとめてLovelyと言ったりする。イギリスではThank you.の代わりにLovely. と言うこともある。 Lovelyは日本語では「素敵」。だから私は、日常の会話で「素敵ですね」と使うことが自然と多くなる。 素敵な人は会ったらすぐに分かる。笑顔が素晴らしい人は特に、「素敵

        • 画家モディリアーニが通ったパリのカフェ

          私はモディリアーニの絵が好きで、昔から「なぜ瞳がないんだろう?」「なんでこんなに顔と首が長いんだろう?」という疑問から始まり、とても興味を惹きつけられてきた。 ずっと見ていると、言葉ではない何かが私の心の奥に訴えてくるような気がする。 「怖い」という意見を聞いて、それにも同意するのだが、どうしても気になってしまう。それはもう「理由なく好き」としか言えない感情だ。 イギリスに住んでいた時、ロンドンのアートギャラリー・テートモダンでモディリアーニ展が開催された。そこで世界各

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        私が海外旅行でまず最初にやること

          勇気をくれるイギリス映画『小さな恋のメロディ』

          私は時々「いくつになってもピュアな気持ちを失いたくない」と思う。 新鮮な気持ち、ドキドキする気持ち、それは素晴らしいことだし、年齢を重ねたからといって失いたくないものだ。 けれど実際にはどうだろう?以前ほど小説を読んでいても興奮できない。人と分かりあう前から、あきらめてしまうこともある。 そんな時、一気にピュアな気持ちを取り戻させてくれる映画がある。それはイギリス映画『小さな恋のメロディ』。 11歳の少年少女の、あまりにもピュアで、透き通るように純粋な恋物語。1971

          勇気をくれるイギリス映画『小さな恋のメロディ』

          英語がひらいてくれたドアの向こう

          子供の頃から海外に憧れがあった。英語を話せるようになって外国に行きたいな、と思っていた。 飽きっぽい私が唯一ずっと夢中になっていること。それは海外への憧れ、文化の違いとその面白さだ。 最初に留学したのは高校の時。タイに留学に行った時に、まず一つ目のドアが大きく開いたと感じた。それは私の「海外ってこんなに楽しいんだ」という心からの感覚。今まで感じていた不安は全くなくなり、「こんなに楽しいなら、どんどん海外に行かなきゃ」という気持ちであふれた、興奮した気持ち。 けれど大人に

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          何度でも映画タイタニック

          タイタニックは、何度も観ているお気に入りの映画。 タイタニックファンなだけではない。1997年、映画を観て以来、私は主演のレオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットの大ファンでもある。美しい2人の虜になってしまったのだ。 今日はそんなタイタニックと主演俳優二人が大好きな私が、特に好きなシーンをご紹介。 1、ローズの先見の明 ローズがタイタニックに乗り込んだ時、アートを自分の部屋に飾ろうとしているシーンがある。 婚約者のキャルは「そんなの絶対成功しない画家だよ」と

          何度でも映画タイタニック

          イギリスは京都みたいだってホント?

          語学学校に通っていた時、ヨーロッパ各地から生徒がやってきていた。たまたま日本人が1人という環境だったので、私は色々な国のクラスメイト達と一緒に授業を受けながら、周囲の人の国民性について、密かに俯瞰しながら考えていた。 例えば、 イタリア人は明るくておしゃべり好き。 フランス人は食にこだわりがある。(日本のマンガも大好き) スペイン人はみんなでワイワイするのが好き。 ドイツ人は真面目で英語が上手い。 ある時私は、「イギリスを都道府県で例えたらどこだろう?」と考えた。 「そ

          イギリスは京都みたいだってホント?

          孤独な主人公が魅力の小説3選

          小説とは、孤独な人のためにあるものではないかと思う。 私は本を読むことが好きで、特に小説の世界にどっぷりと入り込んで楽しむ時間が大好きだ。人生のどんなタイミングでも、面白い本は常に面白い本なのだが、時に孤独を感じる時に本を読むと、ジーンと心に染み渡ることがある。 思わず孤独を感じる時。 そんな時に読むと心が晴れるような小説とはどんな本なのか。 私は、主人公もまた孤独の中でもがいていて、そこから成長していく物語だと思っている。 孤独を感じる時、共感できるようなキャラク

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          イギリスはポテトの国?じゃがいも料理5選

          イギリスに住む前は、正直食べ物には全く期待していなかった。けれど実際にイギリスに住んでみたら、美味しいイギリス料理はたくさんあるし、他のヨーロッパの国の食材は簡単に手に入るし、もともと洋食が好きなのもあって、食べ物で苦労することは全くなかった。 けれど他の在英日本人の中には、「イギリス料理のファンではない」と言い切る人もいて、その理由を聞いてみると、たいがい『じゃがいも』。「Potatoesにはもう飽きた!」ということなのだ。 じゃがいもは、イギリス料理に欠かせない付け合

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          タイムトラベルで行く村上春樹の経営するジャズ喫茶

          『アバウト・タイム』という映画を観た。タイムトラベルができる男性の話で、とても面白かった。いくつかルールがあって、過去にしか行けないこと、タイムトラベルする場所と時間を正確に念じることが必要など。 もし私がタイムトラベルできるとしたら、どこに行くだろう? そう考えて、とても行きたい場所があることに気がついた。 村上春樹の経営するジャズ喫茶だ。 村上春樹は作家になる以前、大学生の頃から7年ほど、ジャズ喫茶を経営していたことはよく知られている。東京・国分寺で、名前は『ピー

          タイムトラベルで行く村上春樹の経営するジャズ喫茶

          極悪女王を観て感動して泣いた

          プロレスを人生で一度も観たことがない私が、話題作Netflixの極悪女王を鑑賞した。 ものすごく感動したし、面白かった!プロレスというスポーツの凄さ、命を燃やすことがどんなことなのかを知ることになった。 私が個人的にもっとも感動したポイントを書いてみたい。 不幸な生い立ちが作り出す尋常じゃないエネルギー主人公のダンプ松本(ゆりやんレトリィバァ)。ライバルの長与千種(唐田えりか)、2人とも不幸な生い立ちを背負っている。 ダンプ松本の父親は、酒ばかり飲んで働かず、外に愛人

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          イギリス留学に挑戦してよかった

          私にとって挑戦しなければいけない時は、時々向こうからやってくる。 「挑戦するか?しないか?」そんな選択肢がある時には、「自分がどうしたいか」という心の声に正直に従ってきた。だから時には「やっぱりやめておけば良かった」「これは失敗した」と思うこともあった。 けれどほとんどの場合、挑戦することは自分を成長させてくれる大きなきっかけになった。 私にとって最大の挑戦だったのは、イギリス留学をすると決めて、1人イギリスに渡ったこと。1年5ヶ月という留学の期間を通して、学んだことは

          イギリス留学に挑戦してよかった

          今と昔のジャックオーランタン

          10月になり、やっと涼しい風が吹いてきた。 「今年の長い夏がやっと終わったのかな」と思う今日このごろだ。ジャケットに袖を通すとなんだかホッと安心する。 毎年10月になると、私たち夫婦の英会話教室ではハロウィンの飾り付けや、ハロウィンパーティーの準備を始める。ハロウィンは、10月31日。 部屋をハロウィンのもので飾り、楽しいゲームを考えたり、ハロウィンデザインのお菓子を買いに行ったり。ハロウィンパーティーの日には、みんなで仮装して楽しむのだ。 もともとハロウィンというのは

          今と昔のジャックオーランタン

          イギリスの建物のさまざまな様式

          イギリスを初めて訪れた時、街並みの美しさにびっくりしたことを覚えている。住み始めてしばらくしてから、それらの建物にも違いがあるということがなんとなく分かってきて、イギリス人に聞いてみると「あれはビクトリアンスタイル」とか、種類があることを知った。それはイギリス人なら一般的な知識のようで、それにも驚いた。 イギリスだけではなくヨーロッパの街では、「洗濯物を外に干しちゃダメ」とか「勝手に壁の色を変えたらダメ」とか、通りによってルールがあることも多い。そうやって住人の努力や日々の

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          休暇は人生に必要な時間

          よく「日本人は働きすぎだ」と言われますが、みなさんはいかがでしょうか。 仕事が忙しくて休日も働いたり、眠っても疲れが取れない、なんてこともあるかもしれません。 私はというと、イギリス人の夫と英会話教室をしていて、日々のレッスン内容、次のイベント、来年の計画、と頭の中はいつも仕事のことでいっぱいです。けれど『休む』ことに関しては、わりとうまく時間をとっている方だと思います。 というのも私はもともとなまけ者体質なので、『頑張りすぎてしまう』ということは性格的にほぼありえない

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