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フォーラム

本日は佐賀市にて、佐賀県犯罪被害者支援フォーラムに出席してきました。
佐賀県と佐賀県警、佐賀市と被害者支援ネットワーク佐賀VOISSが毎年開催しています。
支援サポーターの研修の一環でもありますが、もともと、賛助会員、正会員になって20年以上、欠席もありますがほとんど参加してきました。

本日のお話しは、19年前に娘さんの命を奪われた方。
ブログで事件のことをあげられたかたとの出会いのお話しや、名誉やプライバシーを尊重して欲しいという、被害者の方やご家族の気持ちを広く知ってほしいとのお話し。
(被害者氏名が公表されてしまう件と、加害者氏名が隠されることは、わたしはいつも不公平さを感じています。ご葬儀などの際にも報道が勝手に撮ったりしていたそうです)
また、クレームを入れられたのちに、報道側の方も福島さんのお気持ちを理解した上で、寄り添ったかたちでの記事の掲載もされたそうです。

https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/282323?display=1

虐待でも性犯罪でもDVでも校内暴力でも災害被害でもなんでも、起きたら莫大な人的心的社会的経済的損害が、当事者関係者自治体その他にもかかります。

孫子の兵法書に、百回戦って百回勝つよりも、戦闘になる前に勝っている方が善いことですよ、とあります。
百回被害が起きて百回支援を完了するよりも、そもそも被害が起きない、起きても被害が小さなうちに対応する方が、当事者関係者自治体その他にも、人的心的社会的経済的損害も少ないと思います。
事前に防ぐコストの方が、起きてからのコストよりも少ないとわたしはいつも思います。

もちろん、実際に起きた際の支援はとても大切です。
被害を受けた方たちはそれまでは普通の生活をされてきた方で、被害直後から困難な生活を強いられ何十年と続くことが多いのです。
VOISSのような支援団体や各種機関の支援が必要であり、被害当事者の自助グループもあります。

https://youtu.be/GnfItWwk_8I?si=t150qrJfY6APyjFL


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